俳優の深田恭子、田中圭、GENERATIONS from EXILE TRIBEの片寄涼太が2日、都内で行われたAmazonオリジナルドラマ『A2Z（エイ・トゥ・ズィ）』の配信前夜プレミアムイベントに出席した。

　冒頭、田中と片寄が順番に深田をステージまでエスコート。深田は「こんなすてきな2人にダブルエスコートしてもらって、幸せな一時だった」とほほ笑み、「撮影以来2人に久しぶりに会えたので懐かしい気持ちとうれしい気持ち」と語った。

　田中は「エスコートして恭子ちゃんのいい匂いをかいで、撮影の時を思い出しました」とにんまり。「どんな匂い？」と聞かれると、「それをみなさんに伝えきれないのは、僕の語彙力の無さで申し訳ないですが……とりあえず、めちゃくちゃいい匂いです」と言葉に力を込めた。

　片寄は、真っ白なワンピース姿の深田を「すてきなドレスがお似合い。僕もドキドキします」とうっとりしつつも、「撮影のときから深田さんの衣装ばっかり褒めていて、いつも深田さんに怒られていました（笑）」と明かした。

『A2Z』は2001年に「第52回読売文学賞」を受賞した山田詠美氏による同名小説。30代女性の恋愛、夫婦の関係、仕事の葛藤をAからZまでの26文字のアルファベットをたどってつづられる大人のラブストーリーとなっている。

　深田が演じた澤野夏美は、老舗大手出版社に勤める文芸編集者で、夫である森下一浩（田中）も同業者。順調な夫婦生活だったが、ある日一浩から1年以上前から付き合っている女性がいると告白されてしまう。夏美も、若い郵便局員・成生（片寄）と出会い、恋に落ちていく。

　深田は、夏美役は「なかなか難しかった。世の中で許されない形」としつつも、「編集者として硬い考え方だった夏美だったけど、成生と出会って、人生の無邪気さ、言葉に説明できないことを思い出したのでは」と分析していた。

　同ドラマはPrime Videoにて2月3日より配信される。全10話。