【女神の教室】真中の本音が明らかに 視聴者安堵も…孤立の照井に「救ってあげて」の声
俳優の北川景子が主演するフジテレビ系月9ドラマ『女神の教室~リーガル青春白書~』の第4話が30日に放送された。北川演じる柊木の講義では2度目の模擬裁判が行われた。
藍井塾の選抜テストが実施された
俳優の北川景子が主演するフジテレビ系月9ドラマ『女神の教室~リーガル青春白書~』の第4話が30日に放送された。北川演じる柊木の講義では2度目の模擬裁判が行われた。
本作は、裁判官で実務家担当教員の主人公・柊木と取り巻く人々が自身の価値観をぶつけ合いながら、法曹界のあり方を問うリーガルエンターテインメント作品。柊木は「人を知らなければいい法律家にはなれない」をモットーに、ロースクールで「法」だけでなく「人」を学ぶ授業を展開する。“司法試験合格”という目先のゴールばかりにとらわれるロースクールの現実に、新風を巻き起こしていく。
(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)
学生の誰もが入りたいと望む藍井仁(山田裕貴)のゼミ・通称“藍井塾”の選抜テストが、急遽予定より前倒しで実施されることに。講義中もテスト対策に夢中になる学生たち。柊木は藍井に「授業にならない」と抗議するが、藍井は学院長の守宮清正(及川光博)からも了承を得ていると聞く耳を持たない。さらに、照井雪乃(南沙良)は、実務演習の出席の辞退を申し出ていた。
引き続き実務演習に出席する真中信太郎(高橋文哉)、桐矢純平(前田旺志郎)、水沢拓磨(前田拳太郎)、天野向日葵(河村花)らも選抜テストに備える中、照井が実務演習を辞めたことを知り、動揺する。柊木は学生たちの焦りを察しながらも、民事事件を事案として模擬裁判の開催を告げた。
そんななか、真中は一流企業に就職した学生時代の友人たちと久しぶりに会い、近況を聞いては自分と比較をして焦りをつのらせていた。さらに、妹の美羽(山口まゆ)が真中が採用されなかった会社から内定をもらったことを知る。
ついにテストの当日。スラスラと解答を記入する照井、苦戦しながらも解き進める桐矢と水沢と天野。一方で、真中は焦りや怒りからテストに集中することができないまま、時間だけが過ぎてしまっていた。
そして、学生たちは、柊木から与えられた民事事件の事案についての準備を始めようとする学生たち。しかし、真中はテストがうまくいかなかったこともあり、水沢からの「(テストから)気持ちを切り替えよう」という言葉に「お気楽なもんだな。僕は君らとはレベルが違うんだよ」と強く言い放つ。そんな真中に、水沢は「ずっと俺たちのこと見下してたんだな。いいやつぶって、人によく思われようと必死みたいだけどバレバレだから。お前っていつも口先だけだよな」と言い返し、2人は対立してしまう。
柊木は、学生たちがバラバラになってしまったことも藍井のせいだと言いながらも、藍井の作ったテストを解いてみると、よくできたものだと感心するのだった。さらに、守宮からは、テストの時期を前倒しにしたことも藍井なりに学生を思ってのことだと聞かされる。
その後、ふいに弁護士が存在する理由を問われた真中は「裁判に勝つため」と答えるが、天野や水沢の模擬裁判に向き合う姿勢から考えをあらため始めていた。そして、模擬裁判でも「依頼人が納得できるように」と和解を申し出るのだった。話し合って和解という答えにたどり着いた学生たちに、柊木は「勝てる弁護士が良い弁護士じゃないんだよ。依頼人に寄り添える、それが良い弁護士だと思っている」と呼びかけた。
模擬裁判の後には、真中は「弁護士を目指す理由だって、周りを見返したいからで。だから将来はビジネスロイヤーとして成功したいと思っている。だけど、僕も良い弁護士にはなりたい」と水沢たちに本音を明かす。さらに、照井にも「実務演習だけど、むだってほどじゃないかもよ」と声をかけた。
1~3話で見え隠れしていた「裏では何を考えているのか分からない真中」の本心が4話で明らかになった。放送後、SNSには「救われてよかった」「たくさん褒めてあげたい」「これからも見守っていきたい」などと安心し、今後の真中を応援する視聴者が続出。一方で、相変わらず孤立し続ける照井に向けて「救ってあげてほしい」と心配する声も上がっていた。