タレントの杉原杏璃が29日、都内で行われた6年半ぶりの写真集『それから、』発売記念イベントの前に取材会を行ない、40歳の節目にグラビアに復活した思いを語り、大粒の涙を流した。

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　2010年代にグラビアアイドルとして一世を風靡（ふうび）した杉原も、35歳となった2017年にグラビアを封印。翌18年には結婚するなど人生の分岐点を迎えた。さらに20代から始めた投資は大きな成果を上げ、現在では投資家・実業家として活躍していた。

　6年半ぶりとなる写真集。杉原は「会社からは別ジャンルでやっているので、あえてやる必要はあるの？」と反対ではないが「どうして？」と言われたというが「芸能生活25周年と40歳と言う区切りが重なったので、ファンを含めてお世話になって方になにかをしたかった。私が一番喜んでもらえるのはグラビアかなと思ったんです」と思いを吐露する。

　この日はたくさんの報道陣が詰めかけたが、シャッターが切られる音と共に「写真集の出来は？」と問われた杉原は言葉に詰まると大粒の涙を流す。「写真集ができたことだけでもうれしいですが、こうして6年半ぶりにまた皆さんが駆け付けてくれたことがうれしくて。それだけで十分です」と涙の理由を語っていた。

　それでも点数を問われた杉原は「70点」と回答すると「すてきな写真集で本当なら100点なのですが、40歳でもまだ成長できるのかなと30点は余白を残しました。まだ伸びたい」と述べると、今後のグラビアについては「とりあえずアニバーサリーの期間は要望があれば」と最後は笑顔で語っていた。