白鵬、宮城野襲名で意気込み「相撲で世界の架け橋に」 31年前の相撲との出会い回想
元横綱の白鵬(現宮城野親方)が28日、都内で行われた『宮城野襲名披露パーティー』囲み会見に登場した。断髪式を終えて会場に駆けつけた白鵬は、ダークスーツの黒のちょうネクタイ姿でX JAPANのYOSHIKIとともに会見に臨んだ。
断髪式後、「すっきりしてます」
元横綱の白鵬(現宮城野親方)が28日、都内で行われた『宮城野襲名披露パーティー』囲み会見に登場した。断髪式を終えて会場に駆けつけた白鵬は、ダークスーツの黒のちょうネクタイ姿でX JAPANのYOSHIKIとともに会見に臨んだ。
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白鵬は「YOSHIKIさんは小さいころからファンです。ツアーの中日にきていただいて感謝しています。親方として大相撲を引っ張り、横綱や大関を作っていければと思います。宮城野という名前は300年前にあったらしいんですね。名誉ある名前で、新米親方として頑張っていければと思います」と意気込みを語った。
YOSHIKIから「髪の毛を切られて心境はどうですか」と聞かれると、白鵬は「戦った仲間、応援してくださった皆さん、フラッシュバックと言うんですかね。思い出とか気持ちの整理が間に合わなくて本当に大変でした。今はさっぱりしてます。まげは体の一部だと思っていましたから、ちょっと寂しさがあるんですが、寝て、明日起きるとどうなるかわかりません」と本心を明かした。断髪式については「涙をこらえられませんでしたね。20年でしたからね」としみじみと語っていた。
報道陣から「どんな親方になりたいですか」と質問が上がると、「僕が相撲と出会ったのは1992年、初代若乃花さんがNHKの『相撲のルーツ』という番組でモンゴルに訪ねたときに私の親父と交流して、そこで大相撲を知りました。衛星放送で相撲を見るようになりました。我々がどんどん世界に足を運んで、巡業などをしていって、架け橋になればと思っています」と意気込みを明かしていた。
同パーティーには、白鵬の「宮城野」襲名を祝うため、角界関係者をはじめ著名人らが参加した。