丞威、アクション俳優の原点「小さい頃から空手とダンスが呼吸するみたいにあった」
アクション俳優の丞威(旧芸名・岩永ジョーイ)がドラマ「KING OF DANCE」(毎週土曜深夜0時58分~放送中)でメインキャストを務める。ダンサーの頂点を決める大会「KING OF DANCE」に懸ける若者たちの姿を描く青春群像劇で、主人公・空(高野洸)を巻き込んでいく元ボクサーのダンサー来生駆(きすぎ・かける)役。ダンサーの両親のもと、米ロサンゼルスで育ち、数々のダンス大会で受賞歴を持つ丞威にとって、初のダンス・ドラマだ。2016年には石原プロの次世代スターオーディションで準グランプリに輝いたが、19年1月に新天地を求めて独立した丞威が挑む新境地とは。
単独インタビュー、ドラマ「KING OF DANCE」で元ボクサーのダンサー役
アクション俳優の丞威(旧芸名・岩永ジョーイ)がドラマ「KING OF DANCE」(毎週土曜深夜0時58分~放送中)でメインキャストを務める。ダンサーの頂点を決める大会「KING OF DANCE」に懸ける若者たちの姿を描く青春群像劇で、主人公・空(高野洸)を巻き込んでいく元ボクサーのダンサー来生駆(きすぎ・かける)役。ダンサーの両親のもと、米ロサンゼルスで育ち、数々のダンス大会で受賞歴を持つ丞威にとって、初のダンス・ドラマだ。2016年には石原プロの次世代スターオーディションで準グランプリに輝いたが、19年1月に新天地を求めて独立した丞威が挑む新境地とは。
〈今回のインタビューは3月下旬に行われました〉
――出演はどのように決まったんですか。
「昨年11月にオーディションを受けました。振り付けを教わって、30分で覚えて、ダンスを踊りました。ダンスを覚えるスピードと出来栄えには正直、自信がありました。ここはもう任せてください、と。ただ、お芝居はどうかなと思いつつ、ワクワクしながら連絡を待ちました」
――演じる来生駆は元ボクサーという設定だそうですが、どんな人物ですか。
「ガッツリ、ボクシングをやっていた人で、新人王までいける才能とセンスの持ち主です。その中、拳を痛めて、挫折し、何も未来が見えない真っ暗の状態の中でダンスに出会います。自分の身体能力、動きのセンス、あとは戦うことへの楽しさ、拳を交わすことの意味をダンスバトルで見つける青年です」
――自身と重なるところはありますか。
「あります。僕はボクシングではないですが、3歳の時から空手をやっていました。フルコンタクトの空手、いわゆる極真だったんです。道場も何か所か移る中、黒帯と白帯を何回か繰り返していました。12、3歳くらいの時、日本で初段が取れたんですが、アメリカに戻らないといけなくなって、せっかく取れた初段を捨てることになってしまったんです。アメリカでもまた空手を始めたのですけども、初段の手前までしかいけなかった。それで、日本に行ったんですが、それが僕の役者人生の始まりとなったんです」