「関西～電気保安協会」の耳に残るリズムがCMでおなじみの一般財団法人 関西電気保安協会が、4月17日より、関西電気保安協会公式YouTubeチャンネルにて、WEB動画「ある日突然関西人になってしまった男の物語」の全12話を1本にまとめた総集編を公開した。

　2019年には人気テクノユニット「電気グルーヴ」の石野卓球とコラボした動画(現在は公開終了)がそのクオリティの高さで話題となったが、2020年3月2日から「ある日突然関西人になってしまった男の物語」シリーズが順次公開となっていた。

　同シリーズは、関西に転勤してきた男、西尾学を主役としてストーリーが展開される。ある日、見知らぬ女性から手渡されたCDを聴いた翌朝、西尾が目を覚ますとなぜか関西弁のツッコミを操る関西人へと変わっており、医師からは急性の関西人と診断される。急性関西人となった西尾と、関西に馴染みのない彼女との間にはすれ違いが生まれ、2人は別れることに……。その後、関西の人々の温かさを感じながら“関西人”としての人生を歩む西尾。そんな折、関西配属となった新たな後輩が登場。この後輩との意外な結末へと物語は進んでいく。

　YouTube上で16日から公開された総集編動画は21日の時点ですでに60万回再生数を突破。総集編動画公開翌日の17日には一時ツイッターのトレンドトップ3にもランクインするなど話題となっている。さらにこの動画は実際に関西電気保安協会で働く人々が出演していることも注目のポイント。同社の特設サイトでは出演した社員の生の声が掲載されている。

　この独特の世界観の動画には、「昔も今もセンス良すぎ。最近になってまた拍車がかかってる」、「めっちゃおもろいやん…」、「これ9割ホンマに日常なとこwww」、「関西電気保安協会は、時代に合わせたプロモーションがうますぎる」とあまりにも自然なあるあるネタの数々に共感の声が多数寄せられている。

　さらに、動画内で西尾が診断を受けた医師が放った一言「知らんけど」のキラーワードっぷりにも視聴者は共感。「知らんけどがいちばん共感やな。知らんけど」、「めっちゃおもろいやん。知らんけど」とコメント欄は“大喜利”状態となっている。

　また、あまりにも頭に残る「関西～電気保安協会」のリズムに「この漢字普通に読めなくなってる(笑)」、「歌わずに言える関西人おるん？」など“中毒”となっているようだ。