元モーニング娘。で女優の飯窪春菜と、元NGT48で声優の長谷川玲奈が22日、都内で行われた舞台『トワツガイ』（2023年6月に池袋サンシャイン劇場にて上演）の製作発表会に、主演の大西桃香（AKB48）、共演の渡辺みり愛、星守紗凪、各務華梨、藤井彩加、野本ほたる、松田彩希、倉知玲鳳、梅原サエリとともに出席した。

　2月16日にリリース予定のツガイ育成バトルファンタジーRPG『トワツガイ』（スクウェア・エニックス）を舞台化した本作。黒い海に侵食し始めた世界を舞台に、“魔獣”や“災禍の魔女”に対抗すべく戦線に送り込まれた“トリ”と呼ばれる少女たちが、“ツガイ（ペア）”となって相手と絆を育み、残酷な運命に立ち向かう姿を描く。

　オーディションを経て、正邪のツガイ・ツバメ役を掴み取った飯窪は「今まで男装をした女子役の経験がなくて、（脚本・演出の松多）壱岱さんから『王子様みたいな役』と言われる中、そんな立ち位置になったことがないので『本当に私でいいんですか？』と何度もお聞きしたんですけど、任されたからには清く正しくかっこよく演じられたらいいなと思っています」と意気込み、「個人的に女性だけの現場は、モーニング娘。を卒業して以来、初めてのことなので、それもすごく新鮮です」と吐露。

　自身の衣装については「ツバメなので燕尾（えんび）服みたいになっていて、プラスマントがついているので、（ビジュアル）撮影中にひるがえしたりして楽しくやらせていただきました」と語り、ビジュアル撮影は1人で行ったそうで「ひたすらカメラマンさんやスタッフさんたちが1枚撮るごとに『かっこいい！かっこいい！』ともてはやして上げてくださって、私は男装が自分で見慣れなくて恥ずかしかったので、みなさんのおかげで楽しく撮影できました」と感謝した。

　また、幼なじみのツガイ・フラミンゴ役を演じる長谷川は「フラミンゴはかわいらしくて陽キャらしくて“私だな！”と思いました（笑）」と胸を張り、「私はピンク系よりブルーとか暗いイメージが自分の中にあったので、かわいらしい女の子を演じることができてすごくうれしいです」と声を弾ませた。加えて、自身の衣装について聞かれると「見ての通り露出が多くて、スカートとか本当に短くて、フィッティングのときにみなさんがいろんな角度から見て『もっといけるんじゃないか』ってどんどん短くなっていったんですけど、この羽織ものがあるから安心していています」と笑顔を見せた。