格闘家の皇治が21日、初の自主興行「NARIAGARI」第1回大会（2月5日開催、大阪・176BOX、ニュースアプリ「SmartNews」で無料独占ライブ配信）に向けて都内で会見を行った。会見後、囲み取材でツイッターでの発言が物議となっているRIZINガールHinanoについて言及した。

　普段は大阪・北新地のキャバクラに勤務しているHinanoが今月10日に「ブレイキングダウンに出た人が勘違いしてデカい顔してRIZINの会場歩いてるの見るとイタって思う。あなたたちは格闘家じゃないですよ」とツイート。この発言が賛否となり、20日には反省の弁を投稿する事態となっていた。

　この話題を振られると皇治CEOは「素晴らしい意見やと思いました」と即答。その上でこの件について以前から面識のあるHinanoと話したことを明かした。

「大阪出身なんですよ。Hinanoちゃんの思いはそれを思っている人はいっぱいいると思うんですよ。それを声に出したことは全然悪いことじゃない。でもHinanoちゃん自身に思ってほしいことはBreakingDownにだって頑張っている人はいる。どこの団体にも頑張っているやつはいるからそれだけは分かってほしい。リングに立ってるじゃないですか。普通の人はできないからそこはリスペクトしてほしい」

「RIZINだけが1番ではない」とした上でHinanoの“RIZIN愛”を称賛した。そして「何を発言したっていろんな取り方をするやつがいるし、それは気にしない方がいいよと言いましたね」と語った。

　偏見で誹謗中傷を書き込むユーザーに対しては苦言を呈した。「NARIAGARIだってそうですよ。偏見あるやつがいるかもしれない。そいつが勇気出してリングに上がるんですよ。別にあの発言が良いとか悪いとかない。意見を伝えるのがツイッターなんです。普通のおっさんはリングに上がれないですよ。誹謗中傷するやつは全員頭はたいて、全員NARIAGARI BOXに突っ込みたいですよね」。