女優の浜辺美波が18日、都内で行われたアニメーション映画『金の国 水の国』（1月27日公開）の公開直前イベントに俳優の賀来賢人とともに出席。オーディションで心がけていることを紹介した。

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　イベントには就職活動を目前に控えた学生らが集まり、悩みを打ち明けた。面接の話題になると、賀来が「僕らもオーディションを受けて審査される側」とし、浜辺が「私がオーディションで気をつけていたことを言いたい」と切り出した。

　浜辺は「オーディションで緊張していると一番忘れがちなのは姿勢。パッと見たとき、私もそうなんですが姿勢は悪くなりがち。もったいないので、胸を開いてしっかりお腹とおしりに力を入れて、首が前に出ていると思ったら顎を引いて、足をそろえる。そうすると見違えるように、スーツもきれいに見えると思う」と実用的なアドバイスを送った。

『金の国水の国』は、2017年に「このマンガがすごい！」オンナ編で1位を獲得した岩本ナオ氏による同名漫画。100年断絶している2つの国を舞台に、おっとり王女サーラ（浜辺）と、貧しくも家族思いの建築士ナランバヤル（賀来）が“偽りの夫婦”を演じるうちにお互いに引かれあっていくストーリー。

　イベントでは悩める就活生に2人が助言するコーナーも。アニメ制作会社に就職したいと話すファンに対し、浜辺は「思い込みって大きい。できると思ったらできるし、自分ってすごいと思ったらすごい。一旦、心の底から自分をだますつもりで思い込んで、思い込みから力を借りて成功に導いてほしい。夢を応援しています」と伝えた。