スヌーピーの大好物や食事シーンのメニューをリアルに再現 「食」テーマの企画展が話題
東京・町田にある「スヌーピーミュージアム」で、人気マンガ「ピーナッツ」で描かれた「食」をテーマにした企画展「きみの大好物はなに? Food in PEANUTS」が開催されている。展示は「朝食」や「ランチ」、「好物や苦手なもの」など5つのテーマで展開。会場内には米カリフォルニア州にある「シュルツ美術館」が所属する貴重な原画40点も並ぶ。7月9日まで。
隣接したカフェでコミックのメニューを再現
東京・町田にある「スヌーピーミュージアム」で、人気マンガ「ピーナッツ」で描かれた「食」をテーマにした企画展「きみの大好物はなに? Food in PEANUTS」が開催されている。展示は「朝食」や「ランチ」、「好物や苦手なもの」など5つのテーマで展開。会場内には米カリフォルニア州にある「シュルツ美術館」が所属する貴重な原画40点も並ぶ。7月9日まで。
チャールズ M. シュルツが残した1万8000冊のコミックの中には、チャーリー・ブラウンらが学校でランチボックスの中身を見せ合ったり、テニスの最中でも好物のチョコチップ・クッキーが手放せないスヌーピーの姿など「食」に関係するエピソードがたくさん描かれている。
ミュージアムショップでは、スヌーピーらがデザインされた豆皿のセットやマグカップなど、食にちなんだアイテムを販売。同ミュージアムでクリエイティブ・ディレクターを務める草刈大介さんは「チョコチップ・クッキーはシュルツ自身の大好物でもありました。一方で、苦手と明かしているココナッツについては、いかに嫌いかが分かるエピソードも残されています。アメリカの食文化に触れながら楽しんでほしい」と呼びかけている。
同ミュージアムに隣接するカフェ「PEANUTS Cafe スヌーピーミュージアム」では、コミックに描かれている食事のシーンを再現した逸品が期間限定で登場。温かいホットチョコレートにマシュマロを浮かべて飲むのが好きだと明かしたサリーをイメージした「ホットマシュマロチョコレート」(990円、税込み)は焼きマシュマロを溶かして飲んだ後に、チョコバーを溶かしながら飲む“味変”を楽しめる一品。ペパーミント・パティが考える「頭が冴えそうな朝ごはん」をイメージした「GOOD MORNING! CHUCK…パンケーキ」(1980円、税込み)は、パンケーキをひと山と、目玉焼きをふたつなど、彼女が食べたい食材や数にこだわっているのが特徴だ。いずれも、スヌーピーのコンセプトコミックが入ったメニューカード付き。
ミュージアムは2月21日休館。チケットは一般2000円(当日券、日時指定の前売り券は1800円)など。問い合わせは同館、電話042(812)2723へ。
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