舛添要一氏、失態続きの日本を一刀両断「誰がこの国のコロナ対策を決めているのか」

元厚労相で前東京都知事の舛添要一氏が20日かけてツイッターを更新。日本の新型コロナウイルス対策を一刀両断にした。

舛添要一氏【写真:Getty Images】
舛添要一氏【写真:Getty Images】

安倍首相が思考停止状態に陥っている

 元厚労相で前東京都知事の舛添要一氏が20日かけてツイッターを更新。日本の新型コロナウイルス対策を一刀両断にした。

 各種世論調査で国民の8割が「遅い」と回答した緊急事態宣言。アベノマスクに466億円を投じたり、店舗の休業要請範囲を巡って国と都が対立したり、30万円給付金を撤回するなどコロナ対策の迷走が続く。

 コロナ担当相を兼ねる西村経済再生相は休業要請の2週間先送りを求め小池百合子都知事に一蹴されるなど経済優先の立場を貫く。本来なら顔となるはずの加藤厚労相の存在感は薄れている。

 舛添氏は、「この国の感染症対策の総指揮をとるのは、今や加藤厚労大臣ではなく西村経済再生大臣なのか。それは、法律違反である。感染症法では、指揮命令権は厚労大臣にあり、経済大臣にはない」と指摘。

「この頃から安倍政権の迷走が始まった。閣僚も与党幹部もこの人事に反対しなかった」と厳しく批判した。

 いったい、コロナ対策は誰が決めているのか。

 安倍政権の裏で官僚の暗躍も報じられている。

 舛添氏は「誰がこの国のコロナ対策を決めているのか。腐敗した官邸官僚か、クラスター潰しに終始した専門家会議か、無能な厚労官僚か。政治指導者の顔が見えぬ。悪評でもトランプに迫力はある。安倍首相が思考停止状態に陥っているのではないかと危惧する」と強調。

「安倍政権はどうなってしまったのか。失速して墜落寸前だ」と警鐘を鳴らした。

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