【どうする家康】元康の前に16年前に生き別れた母 もたらす影響はプラスかマイナスか
松本潤が主演を務め、徳川家康を演じるNHKの大河ドラマ『どうする家康』(日曜午後8時)。死ぬか生きるかの大ピンチをいくつも乗り越えていく家康を描く波瀾万丈のエンターテインメント。15日に放送された第2回では、織田信長(岡田准一)の軍勢に包囲され、絶体絶命の松平元康(のちの家康)だったが、なぜか信長の軍勢が引き揚げ、その間に、三河へ向かうが、残念なことに敵の罠(わな)にはまり壊滅状態になる展開が描かれた。元康は岡崎の大樹寺に逃げ込み、一時は自害の危機もあったが、何とか目の輝きを取り戻し、自身は「武神の生まれ変わり」、その後も「トラの化身」と叫び、家臣を鼓舞する展開が描かれた。気になる22日放送の第3回の見どころを紹介する。
松本潤が徳川家康を演じるNHKの大河ドラマ、第3回の見どころを探る
松本潤が主演を務め、徳川家康を演じるNHKの大河ドラマ『どうする家康』(日曜午後8時)。死ぬか生きるかの大ピンチをいくつも乗り越えていく家康を描く波瀾(はらん)万丈のエンターテインメント。15日に放送された第2回では、織田信長(岡田准一)の軍勢に包囲され、絶体絶命の松平元康(のちの家康)だったが、なぜか信長の軍勢が引き揚げ、その間に、三河へ向かうが、残念なことに敵の罠(わな)にはまり壊滅状態になる展開が描かれた。元康は岡崎の大樹寺に逃げ込み、一時は自害の危機もあったが、何とか目の輝きを取り戻し、自身は「武神の生まれ変わり」、その後も「トラの化身」と叫び、家臣を鼓舞する展開が描かれた。気になる22日放送の第3回の見どころを紹介する。
(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)
NHKによると、故郷の岡崎へ戻った松平元康は、打倒・信長を決意するが、弱小の松平軍はまったく歯が立たないという流れに。一方、今川氏真(溝端淳平)は援軍をよこさず、本多忠勝(山田裕貴)らは、織田に寝返るべきだと言い始め、駿府に瀬名(有村架純)を残す元康は、今川を裏切れないと悩む。そんな中、伯父の水野信元(寺島進)が岡崎城にある人を連れて来る。それは16年前に生き別れた元康の母・於大(松嶋菜々子)だったという展開に。
第2回の本編放送後の次回予告では、元康の母・於大の方が「家臣と国のためならば己の妻や子ごとき、平気で打ち捨てなされ」という強い口調で話していた。さらに事情は不明だが、まさかの本多忠勝が討ち死にしたという声が聞こえると、直後に元康の泣き崩れる姿があった。
弱小の元康の軍が打倒・信長を決意しても援軍は来ず、於大の方からのきつい言葉に加え、本多忠勝に関するまさかの知らせ。元康の心は相当、沈み込んでいるはず。第2回では、頼りない元康が途中で目の輝きを取り戻し、自身を「トラの化身」として家臣を鼓舞した姿があった。元康の覚醒にネット上では「かっこいい」「変化がすごい」という声が多く見られた。苦境脱出の判断に悩む頼りなく弱い元康と強運を含めた強い元康のギャップがこの作品の魅力の一つかもしれない。第3回でも相変わらず頼りない元康が登場しそうだが、どこで覚醒し、かっこいい元康、強運の元康が登場して視聴者の心を揺り動かしてくれるのか。あるいは新たな形で揺り動かしてくれるのか。第3回も起伏にとんだ展開に期待したい。