モデルが駅ホームで危険撮影、鉄オタ批判で発覚 鉄道会社「非常に危険、絶対にやめて」
兵庫県、岡山県、鳥取県の3県にまたがる智頭急行線の恋山形駅で、女性モデルが撮影のためにホームに腰かけ足を投げだした画像がネット上で拡散、物議を呼んでいる。智頭急行では「非常に危険な行為、絶対にやめてほしい」と注意を呼び掛けている。
ホームに腰かけ足を投げだした画像がネット上で拡散
兵庫県、岡山県、鳥取県の3県にまたがる智頭急行線の恋山形駅で、女性モデルが撮影のためにホームに腰かけ足を投げだした画像がネット上で拡散、物議を呼んでいる。智頭急行では「非常に危険な行為、絶対にやめてほしい」と注意を呼び掛けている。
「恋山形」と書かれたピンクの駅表札の前で、ホームに腰を下ろし、笑顔で足を投げだす少女。インスタグラム上で拡散された画像には、「列車往来危険罪で訴えられる可能性があります」「鉄道法の威力業務妨害になります」など、鉄オタをはじめとする鉄道愛好家からの批判の声が多く寄せられている。
今回拡散された画像について、智頭急行総務部の担当者は「今月12日に、お客様からのお問い合わせがあり初めて確認しました。画像については昨年12月24日にインスタグラムにアップされたとお客様からのお問い合わせでうかがいました。撮影に際して事前の申請などはありませんでした」と説明。
智頭急行線は時間帯にもよるものの、おおむね1時間に3~4本が運行する路線で、現在、時刻表に記載されている以外の時間に列車が運行する予定はないものの、遅延などの影響で時刻表以外の時間に列車が通過することもあるという。
「列車がホームに近づけば自動でアナウンスが流れるようになってはいるものの、線路に落ちたり、重大な事故にもなりかねない危険行為。絶対にやめていただきたいというのが鉄道会社としての見解になります」。今回はモデル撮影だが、一般の人も絶対にまねをすることのないよう注意喚起を行っているという。