【夕暮れに、手をつなぐ】広瀬すず&永瀬廉の方言に反響「新鮮」「録音にしてアラームにしたい」

俳優の広瀬すずが主演を務めるTBS系火曜ドラマ『夕暮れに、手をつなぐ』(午後10時)の第1話が17日に放送された。広瀬の方言セリフに注目が集まった。

空豆(右=広瀬すず)をおんぶする音(永瀬廉)【写真:(C)TBS】
空豆(右=広瀬すず)をおんぶする音(永瀬廉)【写真:(C)TBS】

広瀬すずは田舎育ちの少女、永瀬廉は音楽家を目指す青年役

 俳優の広瀬すずが主演を務めるTBS系火曜ドラマ『夕暮れに、手をつなぐ』(午後10時)の第1話が17日に放送された。広瀬の方言セリフに注目が集まった。

 本作は、広瀬演じる九州の片田舎で育った浅葱空豆が、幼なじみの婚約者を追って上京した先で、音楽家を目指す青年・海野音(King & Prince・永瀬廉)と運命的で衝撃的な出会いを果たすことから始まる青春ラブストーリー。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 初めて福岡に訪れていた音は、空豆と横断歩道でぶつかり、同じ曲を聞いていた互いのワイヤレスイヤホンを落としてしまう。拾って歩きだすも少し離れたところで自分のものではないことに気付いた2人は、再び声を掛け合い、イヤホンを交換してその場を離れた。

 約1年半後、幼なじみの婚約者・矢野翔太(櫻井海音)を追って上京してきた空豆。噴水に落としそうになった音のスマートフォンを拾うかたちで2人は再会。しかし、空豆は音を覚えていなかった。

 その後、空豆は翔太に会いに行くが「他に好きな人ができた」と婚約破棄を告げられてしまう。自暴自棄になった空豆は、都内のホテルでやけ食い。一方で、音も同じホテルでレコーディング会社の磯部真紀子(松本若菜)に作った曲を聞かせるも、「心がない、あんたの曲には傷みがない。人、愛してないでしょ」とダメ出しをされていた。

 音はその帰り道、ふいに落としてしまった婚約指輪を拾うために橋から身を乗り出す空豆を見かけ、止めに走り寄り、2人は再び顔を合わせる。自身は川に落ちなかったが、指輪と片方の靴を落として歩けなくなった空豆。ホテルまで送るために音が空豆をおんぶをすると「人の背中はあったかかねぇ。こわかぁ。死ぬとこやった」と泣き出す。ホテルまで送り届けた音は帰ろうとするが、鍵の開け方が分からないからと部屋まで案内することに。

 部屋で、指輪を拾おうとして死ぬわけではなかったこと、音楽を仕事にしていることを互いに話していると、空豆のもとに翔太から電話がかかってくる。電話では「今までありがとう。元気でな、幸せになってな」と言いつつも、電話が終わると「もう1回(翔太に)会いに行こうと思っちょる。おいと一緒に翔太んとこ、ついてこんね」と頼まれる。音は一度は断るが「(スマートフォンを拾った)交換条件じゃが。1人で行って、また翔太に振られたら自分が消えてしまう気がすっとよ。あんたが、おいをこの世につなぎとめるがよ」と言われてしまう。

 次の日、空豆と音は翔太の家へ。翔太の彼女(横田真悠)が現れ、空豆だと分かると「私、あなたに謝らなきゃって。あなたのこと翔太くんから聞いていました」と謝られる。買い物から翔太が帰ってくると「なんで赤の他人に、おいのこと話すと? 2人の秘密やなかと? おいたちの思い出はただのゴミクズね」と責め立てるも「もう空豆を愛していないんだ」と返される。空豆は「気持ちのわるかぁ。東京弁なんか気取ってしゃべりよって」とビンタし、その場を去った。

 翔太との結婚を楽しみに待つ空豆の祖母・浅葱たまえ(茅島成美)に電話するも、翔太に振られたことを言いそびれてしまう。そして、空豆は音に「今日1日だけ泊めて」とお願いするが「期待が膨らむ前に帰ったほうがいい」と断る。最後に音楽活動について聞かれた音は、自分が紅白出演経験もある人気歌手”まんぼう”だとうそをつき、色紙にサインをして、2人は別れる。

 夜行バスで地元に帰る前に、生まれて初めてのサウナに入った空豆。慣れないサウナで倒れてしまった空豆は、銭湯の経営者であり、資産家の雪平響子(夏木マリ)の持つ下宿先でしばらく住むことに。そこは、音の下宿先でもあった。

 放送後、SNSでは「すずちゃんの九州方言が新鮮!」「難しそうだけどかわいい」と広瀬のセリフに注目が集まる一方で、ラストシーンの永瀬の「なんでお前が来ると!?」という一言にも「可愛い!」「なんで方言うつっとると!?」「録音してアラームにしたい」と大きな反響を呼んだ。

次のページへ (2/2) 【写真】第1話の場面アザーカット
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