打ちあがったリュウグウノツカイ、卵を食べた投稿が話題 「好奇心には勝てませんでした」
海岸に打ちあがった深海魚、リュウグウノツカイの卵を食べたという投稿が、ネット上で話題を呼んでいる。滅多に見ることができず、学術的にも貴重な魚だが、いったいどんな味がするのだろうか。実際にリュウグウノツカイの卵を口にしたみゅうさんに話を聞いた。
死骸から採取した卵を自宅に持ち帰り、真水で洗って20粒くらいを生食
海岸に打ちあがった深海魚、リュウグウノツカイの卵を食べたという投稿が、ネット上で話題を呼んでいる。滅多に見ることができず、学術的にも貴重な魚だが、いったいどんな味がするのだろうか。実際にリュウグウノツカイの卵を口にしたみゅうさんに話を聞いた。
「ひっくり返した際にカラスの開けた穴から卵が出てきました! リュウグウノツカイの卵なかなか希少なのでは!? 味は薄味であんまり美味しくなかったです」
SNS上で、神奈川・湘南の海岸にリュウグウノツカイが打ちあがっているという投稿が話題になったのは今月11日。海岸に打ち上がった生き物を食べるのが趣味だというみゅうさんは、その日の夜、最初の投稿者に現場まで案内してもらい、打ちあがった死骸から卵を採取、自宅に持ち帰って食したという。
「食べた際は真水で洗って20粒くらいを生でいただきました。こんな貴重なもの食べて良いのか? とも正直思いましたが、好奇心には勝てませんでしたね」とみゅうさん。肝心の味に関しては「粒がとても小さくてプチプチした食感なのかな? と思ってましたが皮が柔らかくヌトってした感じがしてあまり旨味を感じませんでした」。後から「醤油漬けにしたら?」といったリプライを受けて「漬けにしたら良かった!」と後悔しているという。
みゅうさんの投稿には「食うなよw」「良いなー食べてみたい」「なんでも食べる日本人の鑑」「こうやって人間は進化してきたんだな」などたくさんの反響が寄せられている。
「魚のひろい食いは寄生虫や何かしらの病原菌があるかもなので基本的にはやらない方がいいと思います! リュウグウノツカイの卵を食べる機会があっても自己責任でお願いします。また、海を歩いていると釣り糸やルアーを始め様々なゴミが落ちていますので、自然で遊ぶ際にはしっかりゴミなども持ち帰ってほしいなと思います」とみゅうさんは注意喚起。今回採取した卵の一部は然るべき研究機関にも送ることになっているという。