【どうする家康】松本潤が演じた元康の覚醒にネット感動「名シーン確定」「カッコ良すぎ」

松本潤が主演を務め、徳川家康を演じるNHKの大河ドラマ『どうする家康』(日曜午後8時)。死ぬか生きるかの大ピンチをいくつも乗り越えていく家康を描く波瀾万丈のエンターテインメント。15日に放送された第2回では織田信長(岡田准一)の軍勢に包囲され、絶体絶命の松平元康(のちの家康)は三河へ向かうが、敵のわなにはまり、重臣の鳥居忠吉(イッセー尾形)が大けがを負うなど元康の軍は壊滅状態に。何とか岡崎の大樹寺に逃げ込む展開が描かれた。

松本潤【写真:(C)NHK】
松本潤【写真:(C)NHK】

岡田准一の信長は視聴者震撼「めちゃ怖い」視聴率は第2回も同時間帯トップ15.3%

 松本潤が主演を務め、徳川家康を演じるNHKの大河ドラマ『どうする家康』(日曜午後8時)。死ぬか生きるかの大ピンチをいくつも乗り越えていく家康を描く波瀾万丈のエンターテインメント。15日に放送された第2回では織田信長(岡田准一)の軍勢に包囲され、絶体絶命の松平元康(のちの家康)は三河へ向かうが、敵のわなにはまり、重臣の鳥居忠吉(イッセー尾形)が大けがを負うなど元康の軍は壊滅状態に。何とか岡崎の大樹寺に逃げ込む展開が描かれた。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 第2回の序盤には信長の恐ろしさが描かれた。元康が幼少期に信長に激しく投げ飛ばされるなど信長との怖い思い出を紹介する回想シーンがあった。

 ネットでは岡田の迫力ある演技に「めちゃ怖い」「迫力あって怖い」「恐怖しかない」「強すぎる」「信長怖すぎる」「こんな恐ろしい信長公があるか」「魔王に狩られたうさぎ」「過去最強の信長」「怖いを突き抜けている」という声であふれた。

 また、大樹寺に逃げ込んだ元康はあきらめて自害しようとするシーンもあった。だが、その時、幼少期に信長に対し、「うさぎではない」「とらなんじゃぞ」と言い放つと、信長から「その目じゃ。その目だけは忘れるな」と言われた過去が回想シーンとして放送された。その後、時代が戻り、大樹寺にいた榊原小平太(杉野遥亮)からは「厭離穢土 欣求浄土」の意味が「汚れたこの世をこそ浄土にすることを目指せ」だと知らされ、元康は完全に目の輝きを取り戻した。

 目の輝きと生きる力を取り戻した元康は敵(松平昌久の軍勢)に向かって「わが首欲しければ取ってみるがよい。かかってまいれ」とたんかをきった。そして、三河について「いかなる敵からも守ってみせる。織田からも武田からも守ってみせる」。さらに、家臣に向かって自らを「とらの年、とらの日、とらの刻に生まれた武神の生まれ変わりじゃ。そなたたちのことは、このわしが守る」と叫んだ。敵も圧倒され、岡崎城に向かう元康たちに道をあける展開が描かれた。その後も元康は自身を「とらの化身じゃ」とも話していた。

 ネットは、目の輝きを取り戻した元康と演じた松本に「元康さっきまで泣いていたのにいきなり覚醒した」「元康くん、覚醒した」「家康、武神の生まれ変わり」「元康 虎の猛将に」「これはかっけえ」「ここ名シーン確定」「カッコ良すぎ」「虎の目覚め」「タイガー元康だ」「元康の気持ちの変化に伴う目の変化がすごい」「迫真の演技だった」と絶賛する声であふれた。

 一方、15日に放送された『どうする家康』の第2回の関東地区の平均世帯視聴率が15.3%だったことが16日、ビデオリサーチの調べで分かった。初回の15.4%から0.1ポイント下がったものの、同時間帯の番組では先週に続きトップの数字だった。近年は『麒麟がくる』が初回19.1%から17.9%に、『青天を衝け』が初回20.0%から16.9%に、『鎌倉殿の13人』が17.3%から14.7%など第2回は初回を大きく下回るケースが目立ったが、『どうする家康』はほぼ横ばい。今後が期待される。個人は9.2%だった。

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