【麒麟がくる】美濃のマムシ、尾張のうつけ… 道三と信長の会見

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の第14回が19日に放送された。第14回では、道三(本木雅弘)と信長(染谷将太)がついに対面。うつけと呼ばれる信長に若いころの自分を重ね合わせた道三は、その先見の明に惚れ込んで大いに気に入り、尾張に援軍を出すことを決める。2人の会見にSNSは大盛り上がり。午後6時からの先行放送(BSプレミアム)終了後には、午後8時からの本放送開始前にも関わらず「#麒麟がくる」がツイッターのトレンド入りを果たした。

「見事なたわけじゃ」。会見で道三を取り込んだ信長の凄み (C)NHK
「見事なたわけじゃ」。会見で道三を取り込んだ信長の凄み (C)NHK

本放送前にまさかトレンド入り 信長と道三の会見にくぎ付け

 NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の第14回が19日に放送された。第14回では、道三(本木雅弘)と信長(染谷将太)がついに対面。うつけと呼ばれる信長に若いころの自分を重ね合わせた道三は、その先見の明に惚れ込んで大いに気に入り、尾張に援軍を出すことを決める。2人の会見にSNSは大盛り上がり。午後6時からの先行放送(BSプレミアム)終了後には、午後8時からの本放送開始前にも関わらず「#麒麟がくる」がツイッターのトレンド入りを果たした。

 一介の油売りだった亡き父とともに親子二代で美濃の国盗りを目指す守護代の道三に対し、信長は自身の家臣2人を紹介。長男ではなく家を継ぐことがない2人を「食いはぐれ者は失うものがないからこそ成り上がれる。新しい世を作る気概だけで戦う」と話し、道三の心をつかんだ。今川に攻め込まれる尾張に援軍を送ることを決めた道三に、高政(伊藤英明)は猛反対する。しかし道三は「信長を甘く見ると、みな信長にひれ伏すことになる」と信長の底知れぬ実力を高く評価している様子。信長の非凡さについて熱弁し、兵を出すと言う道三の姿を見た高政は面白くない。さらに、道三の側室で高政の母・深芳野(南果歩)が酒におぼれて命を落としたことで高政は激昂し、道三に家督を譲るように迫る。

 信長と道三の緊迫した会見から、斎藤家の家督を巡るやりとりまで、一気に駆け抜けた45分に視聴者も大興奮。「信長の不敵さヤバイ」「信長と道三は似ているからシンパシーを感じたのかな」と会見のシーンを中心に書き込みが相次ぎ、BSプレミアムで先行放送が終了した後には「#麒麟がくる」がトレンド入り。本放送を前に、注目度の高さがSNSの動向にも表れていた。

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