中居正広、療養中もトーク力向上の努力「物書きをしていました。何か聞かれた時用に」
昨年11月から病気療養していた中居正広(50)が15日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「中居正広 ON&ON AIR」(土曜午後11時)に復帰し、「早く収録したかったですよ」などと心境を明かした。
ニッポン放送「中居正広 ON&ON AIR」に出演 重篤説を払しょく「百聞くよりも一声で」
昨年11月から病気療養していた中居正広(50)が15日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「中居正広 ON&ON AIR」(土曜午後11時)に復帰し、「早く収録したかったですよ」などと心境を明かした。
中居は冒頭で復帰のあいさつをした後、療養期間について「途方に暮れるような日々を送っていました」と切り出し、先月から復帰を心待ちにしていたことを明かした。
「いろいろとご心配をおかけしました。早く収録したかったですよ。年末年始、『こうらしいな』『ああらしいな』とか知人が送ってくるんですよ。キリないよ」
この日、70日ぶりに出演したテレビ朝日系「中居正広のキャスターな会」(土曜午後0時)でも、一部で浮上した重篤説を否定。共演者に「『年内死ぬ』って出ていて、みんな、俺、死ぬと思ってたの? みんな、それに惑わされて連絡が来るのよ」と話していたが、ラジオでも自分の声でそれらを一掃したい思いだったという。
「だから、百聞は一見にしかず、百聞くよりも一声で、早く出て、声を聴いてもらって、こんなんですよと。でも、1個何かを否定したら、次の1個を否定しなかったらだし、困っちゃうよね」
また、中居は時間がたっぷりあったこの間、「物書き」に多くの時間を費やしていたことを明かした。紙をバインダーに挟み、「来年、行きたい店ランキング」「料理のレシピ」「アイドル論」「仕事」などのファイル別にし、気付いたり、調べたことを書きつづっていたという。
「朝起きてから寝るまでずっと書いていたこともありました。日記も書いていました」
「仕事」のファイルには、復帰に向けて準備で「中居論」を記していたことを明言。「努力家」の一面を垣間見せた。
「『僕が論ずるのならば』ということをずっと書いていました。(復帰して番組で)何か聞かれた時用だよね。ああいうのも何か書いて見返しておかないと、頭の中に刷り込まれないからね。この間、(サプライズ出演した)藤ヶ谷のラジオでも、『ライブは1回しか見ることができない人たちもいるから』みたいなことを言ったけど、やっぱり(ファイルに)書いてあるんだよね。パッと出てこないから」
一方で、「ゲームとかもチャレンジしたけど、全く面白くなかった。本も全然、進まなかった。絵も下書きで終わった」と明かし、「サッカー(W杯)は面白かった。朝方、深夜も逃さなかった。高校サッカーも面白かった。準決勝、面白かったな~。スポーツ好きっぽい」などと振り返った。
今後については、公式サイトでも「本格復帰」を宣言しているが、「何が起こるか分からないですから。何がどうなるか分からないですから。体調を壊したから言えることです」などとコメント。それでも終始、「完全復活」を感じさるトークで、リスナーを安心させるに十分な30分間だった。