【舞いあがれ!】めぐみ役の永作博美を番組CP絶賛「何度見ても心を震わせられる」

女優・福原遥がヒロイン・岩倉舞を演じるNHKの連続テレビ小説『舞いあがれ!』(月~土曜午前8時)の第74回が18日に放送され、亡き夫・浩太(高橋克典)の残した会社を社長として立て直そうと奮闘する舞の母・めぐみ(永作博美)のたくましい姿が描かれた。一方、6日に放送された第66回では、夫が急死し、舞に抱きかかえられて泣き崩れ、「お父ちゃん」という泣き声が視聴者の涙を誘った。制作統括の熊野律時氏が取材に応じ、永作の魅力を明かした。

価格交渉をするめぐみ(左=永作博美)【写真:(C)NHK】
価格交渉をするめぐみ(左=永作博美)【写真:(C)NHK】

困難に立ち向かう力強い母の姿が娘・舞の舞いあがる原動力に

 女優・福原遥がヒロイン・岩倉舞を演じるNHKの連続テレビ小説『舞いあがれ!』(月~土曜午前8時)の第74回が18日に放送され、亡き夫・浩太(高橋克典)の残した会社を社長として立て直そうと奮闘する舞の母・めぐみ(永作博美)のたくましい姿が描かれた。一方、6日に放送された第66回では、夫が急死し、舞に抱きかかえられて泣き崩れ、「お父ちゃん」という泣き声が視聴者の涙を誘った。制作統括の熊野律時氏が取材に応じ、永作の魅力を明かした。

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「何回見ても泣いちゃいます。朝ドラのヒロインのお母さんが、ここまで人生の大きな転換期を迎えることはめったにないと思います。これまで舞をはじめ家族を支えていたお母さんが、むしろ真ん中に立って行かざるを得ない状況になっていく。その状況を引き受けてものすごく大きく変わっていく人物。母としての愛情あふれる姿と経営者として会社を担っていく姿。永作さんに演じていただいて本当に良かった。素晴らしいお芝居をしていただいたと思います」

 熊野氏は永作の演技によって大勢の視聴者から共感を得られると語ると、永作の魅力をさらに語り続けた。

「つらいシーンでは歯を食いしばって、前に向かっていく力強さ。そして、浩太が亡くなって崩れ落ちるシーンのように、もろさのお芝居。もろさと強さ一個一個のお芝居がすごい。何度見ても心を震わせられる。こういうめぐみを描きたかった。永作さんに演じていただいて本当に良かった」

 18日放送の第74回では営業先での価格交渉の場面で「弊社の職人たちが持つ高い技術の正当な対価」と言い切り、すごみも感じさせた。

「今まで支える側だっためぐみが、先頭に立ったときに見せる強さ、たくましさの表現が素晴らしいです。多くの朝ドラのお母さんはヒロインを見守るケースが多い。この作品では、お母さんが大きな困難に立ち向かっていく力強い姿を見ることで、娘であるヒロインにも大きな影響を与えていくことをしっかりと描きたいと思いました。たくさんの町工場を取材する中で、実際に夫を亡くした奥さんが奮起して工場を立て直したケースもありました。40代、50代で人生が大きく変わるとは思いも寄らなかったけど、眠っていた力を発揮して会社を率いていく人間に変われるんだ、という夢と希望をめぐみに担ってもらっています。そんな母の背中を見て舞がつらい状況から立ち上がり、舞いあがっていく原動力になればと思って制作しています」

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