話題のデリカミニにワクワク キャンプに最適コールマンとのコラボカーは車中泊にも対応
三菱自動車は13日に開幕した東京オートサロン2023(千葉・幕張メッセ)で、5月に発売予定の新型軽SUV「デリカミニ」を初披露した。
東京オートサロン2023が開幕
三菱自動車は13日に開幕した東京オートサロン2023(千葉・幕張メッセ)で、5月に発売予定の新型軽SUV「デリカミニ」を初披露した。
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デリカミニは軽自動車でありながら、どんな路面でも走行できるオフロード性能を併せ持つ。デリカらしい力強さを継承しつつ、アウトドアから日常まで幅広く楽しめる1台となっている。
室内はダウンジャケットから着想を得たはっ水シートを標準装備。広々とした空間に高めの室内高で、アウトドア用品もたくさん載せることができる。また、ハンズフリーのオートスライドドアを採用している。ドライバーの目線の位置を高めに設定し、前方だけでなく周囲を見渡せる視界を確保した。最大の特長は大径タイヤで、荒れた道でも安心して乗ることができるという。価格は約180万円で同日より予約受注を開始した。
商品企画を担当した藤井康輔氏は、デリカミニをミニバン「デリカD:5」の“やんちゃな子ども”と表現。魅力について「一つはデザイン。一目でデリカと分かるデザインに仕上がった。他の軽自動車と比べても、より個性的でありながら愛着感を持てるデザインになった」と話した。
ノーマルのほか、アウトドアブランドのコールマンとコラボしたカスタムモデルも登場。グレーとベージュを掛け合わせた「グレージュ」と呼ばれるやわらかいカラーで、側面には同ブランドの象徴であるランタンのロゴを施した。「ルーフキャリアだったり、室内には車中泊できるベッドキットを採用したり、この車を使ってキャンプに行ってほしいという思いを込めた仕様にしています」。ステージ上のモデルカーの横には、机やチェア、たき火などキャンプを想定した道具も置かれ、野外で楽しめる雰囲気を演出していた。
雪山を駆け抜けるイメージの「デリカミニ スノーサバイバー」もラインアップし、オフロードに強い三菱らしさをアピール。
「今まで軽自動車にお乗りのお客様の行動範囲がちょっと広くなるとか、新たなことにチャレンジしていくとか、毎日のワクワク感みたいなものがきっと上がると信じています。デリカというとカスタマイズの楽しさも人気を得ている。デリカミニもカスタマイズを楽しめるような世界観、仕掛けを考えていきたいと思いますので、ぜひカスタマイズも楽しんでいただければ」と、藤井さんは呼びかけた。