お笑いコンビ見取り図のお笑いライブ『見取り図寄席～同期の桜編～』が7日、東京・新宿のルミネtheよしもとで行われた。

　見取り図と同期の金属バット、ヘンダーソン、ジャングルポケット、コマンダンテ、吉田たち、デルマパンゲ、ウエスP、ジェラードンのアタック西本とかみちぃ、シシガシラが寄席を盛り上げた。

　開幕冒頭から観客の笑い声が飛び交う。主宰として登場した「見取り図」の盛山晋太郎とリリーが同期の近況を“朗報”として報告していった。

　開幕冒頭から観客の笑い声が飛び交う。主宰として登場した「見取り図」の盛山晋太郎とリリーが同期の近況を“朗報”として報告していった。

　盛山は「朗報でございます。ジェラードンのアタック（西本）、髪切りたてらしいです！　嘘みたいなきれいな“角”をきれいな90度ですから」とリリーは「同期の顔をしてますけれど、『さらば青春の光』の東ブクロは後輩です」と話し、笑いと拍手を誘った。

　集まった見取り図の豪華同期芸人たちが漫才、コントなどジャンルを問わずネタを披露。今や世界で活躍するウエスPはおなじみのテーブルクロス引きを披露していた。

　ネタ披露のコーナーが終わると会場は暗転。明るくなった次の瞬間にはルミネtheよしもとの舞台上に同期芸人20人が勢ぞろい。『同期で1番○○なやつを決めよう！』というコーナーが始まった。

　最初のテーマは『同期で1番変なヤツ』。20人が思い思いの芸人の名前を書いていく。1番多く名前を書かれたのは、コマンダンテの石井輝明だった。これにはリリーも「有名な話やけど、例えば今日打ち上げいくとするやん。絶対何も言わずに帰る、100％」と口に。その理由を聞いたという盛山は「サヨナラという言葉が嫌でって言われた」と明かした。

　2番目に多く名前を書かれたのはウエスP。現在の活躍までの“普通”とは異なる道のりについてジャングルポケットの太田博久が明かす。

「NSC在学中にネタ見せとかいっさいしてないでしょ？　そのあとに東京よしもとってネタライブとコーナーライブがあって、そこのオーディションを受けて合格したらお客さんに青田買いされてシステムライブでも受け始めるっていうルートがあるのよ。若手のライブにも1回も出てないのよ。ずっと誰とも群れずに戦い続けて、10年くらいよ。そしたら1000万人のフォロワー連れて俺たちの前に現れたからね」とまくし立てた。

　そんなウエスPが“1番変なヤツ”として書いた名前はジェラードンのかみちぃだった。会場は大爆笑。感覚で選んだというウエスPの回答に盛山も「ただのヤフコメと一緒やないか！」とすかさずツッコミを入れていた。そのほか、シシガシラの脇田浩幸とジェラードンのアタック西本が小競り合いをするなどの見どころもあった。

　その後は全員の力を合わせるゲーム企画などに挑戦し、大盛り上がり。開幕から閉幕まで笑いの途切れることのない時間だった。

　同公演はFANY Online Ticketで14日、午後7時30分まで見逃し視聴可能となっており、チケットは同日12時まで販売されている。