米国で「フロリダのバカ者」がトレンド入り ビーチ解禁で地元住民が殺到、大混乱

新型コロナウイルスの感染拡大で外出禁止令が続く米国。フロリダ州で一部のビーチが解禁されたところ、マスクなしの市民が集結し、海はまさかの大混雑。米国民は新たな感染拡大危機に激怒し、ツイッター上で「#フロリダの愚か者ども」がトレンドになるほどの波紋を広げている。米誌「ニューズウィーク」が報じている。

大勢の人が砂浜に繰り出した【写真:Getty Images】
大勢の人が砂浜に繰り出した【写真:Getty Images】

「彼らが無実な人に感染させる」

 新型コロナウイルスの感染拡大で外出禁止令が続く米国。フロリダ州で一部のビーチが解禁されたところ、マスクなしの市民が集結し、海はまさかの大混雑。米国民は新たな感染拡大危機に激怒し、ツイッター上で「#フロリダの愚か者ども」がトレンドになるほどの波紋を広げている。米誌「ニューズウィーク」が報じている。

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 感染者73万人、死者3万9000人という新型コロナの影響で最大の被害を出している米国。各地で外出禁止令が続く中、フロリダ州のロン・デサンティス知事は一部のビーチ使用の解禁の許可を出した。

 ジャクソンビルのビーチはオープンの時間は午前6時から11時まで。そして、午後5時から8時までの2部制で、目的は散歩、自転車、釣り、ランニング、水泳、サーフィンに限定。ペット同伴は許可されたが、日焼けと集会は禁止され、周囲の人々と約2メートルの距離を取るソーシャルディスタンスの遵守を求められたという。

 外出禁止令に耐えていた凄まじい市民がビーチに集結する映像に、米市民は激怒。ツイッター上では「#FLORIDAMORONS(フロリダの愚か者ども)」がトレンドになっている。記事では感染拡大を危惧する怒りの声の一部を紹介。

「今日のフロリダのビーチで目撃したのは破壊と失敗に賛成する米国市民の一部分だ」

「フロリダのビーチは再開30分で大渋滞。この州ではコロナウイルス感染者が1413件出たというのに。パンデミック開始から1日当たり最多の数だぞ」

「マスクも、ソーシャルディスタンスもなし。利己的で特権的なフロリダの愚か者ども。彼らが無実な人に感染させることになる」

「フロリダのバカどもが我々の医療従事者に中指を突き立てている」

 コロナ禍に一丸となって耐えるべき緊急事態で、新たなクラスター発生危機に繋がりかねないビーチ大渋滞を起こした地元民。あまりのKYぶりから、米国で凄まじい批判を浴びている。

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