伊野尾慧「デスゲームをやれるのはいい経験」 運命かけた殺人ゲームにあっけらかん

Hey! Say! JUMPの伊野尾慧がドラマ『ダ・カーポしませんか?』(テレビ東京系)取材会に登場した。多重債務者の役で出演する伊野尾は、取材会で同作をアピールしていた。

『ダ・カーポしませんか?』で多重債務者・真澄太一を演じる伊野尾慧【写真:(C)「ダ・カーポしませんか?」製作委員会】
『ダ・カーポしませんか?』で多重債務者・真澄太一を演じる伊野尾慧【写真:(C)「ダ・カーポしませんか?」製作委員会】

伊野尾慧、ドラマ『ダ・カーポしませんか?』に出演

 Hey! Say! JUMPの伊野尾慧がドラマ『ダ・カーポしませんか?』(テレビ東京系)取材会に登場した。多重債務者の役で出演する伊野尾は、取材会で同作をアピールしていた。

 同作は秋元康企画・原作・脚本作品。事業の失敗やギャンブル、慰謝料など借金を背負った8人がミスターXの主宰する金と命を賭けたくじ引きに挑む。生き残りにかける“人生どん底”の参加者たちのスリリングな様子を描く。

 運命をかけた殺人ゲームを描く同作だが、伊野尾は「デスゲームできるのがうれしいなと思いました」とあっけらかん。続けて、「なかなかプライベートで『デスゲームやろうぜ』というわけにはいかないですから、それをやれるというのはいい経験だと思いますね」とその理由を明かしていた。

 伊野尾はとある理由で借金を背負わされた真澄太一を演じる。報道陣から「役作りをどうやって行いましたか」という質問が上がると、伊野尾は「今回、僕らも先の展開を知らないんです。今までドラマやお芝居をやらせていただくときは、終わりが分かっていることが多かったので、キャラクター作りがしやすかったのかもしれません。(真澄の)なんとなくの背景は分かるんですけど、どうなっていくのか分からない部分があるので、役作りという点では難しいなと思いました。逆に言うと、自由なのであまりとらわれすぎずにやらせていただいている感じですかね」と率直に答えていた。

 ただ、崖っぷちに立たされた人間の役柄ということもあり、伊野尾は「生死やお金が関わっているので、感情の振れ幅が激しいところが多いので、普段はならない感情をその場で出せたらいいなと思いますね」とその演技の難しさも語る。

 共演者には武田鉄矢、マキタスポーツ、迫田孝也、平田敦子、小林涼子、長谷川百々花、そして杉本哲太、観月ありさと世代もバラバラで、さまざまなバックボーンを持つキャストが顔を並べる。伊野尾は「現場では今後の話をしていますね。次、誰が死ぬのか。誰がどういう死に方をするのかとか。最後2人になったらどうするんだろうねとか。そんな予想合戦を皆でしてたりします」と現場の雰囲気を明かしていた。

 また、伊野尾は「発狂するシーン、感情がわーっとなるシーンが多いわけじゃないですか。亡くなられたり、お金が急に舞い込んできたりとか。そういうとき結構声を出したりとかするんですけど、どんどんバリエーションがなくなってくる。その辺がみんな難しいみたいですね。笑っている人、声を出している人もいますし、声の出し方もいろいろあるじゃないですか。みんなの押し引きが面白いと思いますね。かなり狂喜乱舞している姿を見られるので、その辺は面白いんじゃないかな」と同作をアピールしつつ、「やばい撮影現場だなと思います」と笑顔でボソリと本音を漏らしていた。

 ドラマ『ダ・カーポしませんか?』は1月16日スタート、毎週月曜23時6分から。

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