平均年齢15.6歳の6人組男性グループ・LIL LEAGUE（リルリーグ)が11日、東京・東池袋のサンシャインシティ噴水広場でデビューイベントを行った。

　同グループは、EXILE TRIBEが所属するLDH史上最大のオーディション「iCON Z 2022～Dreams For Children～」で男性部門19人のファイナリストに選ばれ、22年5月21日に3つのグループに分かれて挑んだ東京・日本武道館での最終審査でグランプリを獲得した。グループ名の「LIL LEAGUE」には、若い力と勢いをバイブスに変えてほしい、という意味が込められている。

　ステージに元気よく登場したリーダーの岩城星那（いわき・せな）、中村竜大（なかむら・たつひろ）、山田晃大（やまだ・こうだい）、岡尾真虎（おかお・まとら）、百田隼麻（ももだ・はいま）、難波碧空（なんば・そら）のメンバー6人はエネルギッシュなダンス、ボーカル、ラップを披露しながらこの日発売のシングル『Hunter』収録の全3曲を熱唱し集まったLIL FIriends（ファンの総称）を熱狂させた。ファンへのあいさつで中村と山田は感極まり涙で絶句しながらも「夢がかないました。恩返ししたい」、「一気に込み上げてきました。心の底から感謝します」と笑顔を見せた。

　リーダーの岩城も「支えてくださった方々のおかげで胸を張ってデビューできました」と感謝を伝えた後、「今日、EXILEのHIROさんにデビューしたことを直接伝えました。『LDHの新星グループとして頑張って』とメッセージをもらいました」と明かした。また、デビュー曲がオリコン・デイリーランキングで1位になったことをスタッフから知らされるとメンバー全員大喜びし、「夢は5年後に東京ドーム」と瞳を輝かせていた。ステージ終演後、GENERATIONSの数原龍友からサプライズでビデオ電話が入り「良き仲間、良きライバルとして一緒に頑張りましょう」と激励されると、メンバーがスマホに向かって感謝の気持ちを伝えていた。

　現在、LIL LEAGUEは“武者修行”としてデビューイベントを全国で展開している。