海外メディア衝撃… コロナ闘病の米ブロードウェイスターが血栓症併発で右足切断へ
米ブロードウェイの人気俳優ニック・コルデロが新型コロナウイルスに感染。人工呼吸器で闘病生活中に血栓症を併発したため、右足切断手術を受けるまでに発展し、海外メディアで衝撃が広がっている。
「血流に問題が生じた」
米ブロードウェイの人気俳優ニック・コルデロが新型コロナウイルスに感染。人工呼吸器で闘病生活中に血栓症を併発したため、右足切断手術を受けるまでに発展し、海外メディアで衝撃が広がっている。
「ブロードウェイのスター、ニック・コルデロがコロナウイルスとの闘病の間、義足に。妻が語る」と報じたのは地元紙「ニューヨーク・ポスト」だった。
トニー賞にノミネートされた経歴を持つ41歳のカナダ人の俳優は4月に新型コロナに感染。人工呼吸器で闘病生活を続けていたが、血圧の問題で手術を受けることになったという。
「我々は昨日、厳しいニュースを受けました。右足に血栓が生じて、つま先までの血流に問題が生じてしまいました」
コルデロの妻、アマンダ・クルートさんはSNSで病魔と闘う夫の苦境を明らかにした。血栓に対する処置を進める中、内臓から出血。新たな血栓などの症状が生まれたために右足を切断し、義足となると説明している。
新型コロナの感染拡大で73万人が感染し、3万9000人の死者を出している米国。ブロードウェイスターの妻が語った壮絶な闘病の日々を、英地元紙「デイリー・メール」も特集するなど、海外メディアで大きな衝撃が広がっている。