小沢仁志、主演映画で製作総指揮&脚本「コンプラでうるさい世の中に渾身の一撃です」
俳優の小沢仁志が10日、都内で行われた映画『BAD CITY』完成披露上映会に登場した。当日は、共演者の坂ノ上茜、勝矢、三元雅芸、山口祥行、本宮泰風、かたせ梨乃、主題歌を担当した横山剣(クレイジーケンバンド)と園村健介監督も登壇し、同作をアピールしていた。
小沢仁志「人がやるのはジェラシー、スタントは使わない」
俳優の小沢仁志が10日、都内で行われた映画『BAD CITY』完成披露上映会に登場した。当日は、共演者の坂ノ上茜、勝矢、三元雅芸、山口祥行、本宮泰風、かたせ梨乃、主題歌を担当した横山剣(クレイジーケンバンド)と園村健介監督も登壇し、同作をアピールしていた。
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真っ赤なスーツで登場した小沢にMCが「今回は、小沢さんの還暦記念映画ということですが、トム・クルーズさんも還暦ということですが」と話を振ると、小沢は「比べるレベルがすごいな」と一言。続けて、「確かにトムはお前ら全員戦闘機に乗ってもらうよって言ったけど、俺はノースタントくらいしか言えなかった」と話し、照れ笑いを浮かべた。さらに、小沢は「自分がやろうとしていることを、人がやっているのを見るとジェラシーがわくので、基本、スタントは使わない」とノースタントの理由を明かした。
ほかにも、坂ノ上が「クランクイン前に、アクションシーンで殺陣を教えていただいているときに、足の指が変な方向に行っちゃって、それで救急車で運ばれたんです。幸いにも脱臼で済んだので、テーピングをしてもらいながらアクションをやりました。皆さんに助けていただきながら、乗り越えることができました」と撮影当時を振り返り、「その話が小沢さんの耳に入ったとき、小沢さんが『おい坂ノ上、大丈夫かどうかは聞かねえ、やるのかやらねえのかどっちだ』と聞かれたので、『やります』と答えたら、『よし』とおっしゃっていました」とエピソードを明かした。
最後に小沢は「最近、コンプライアンスだなんだと世の中うるさくて堅苦しくて、クソ面白くないので、そういうのを取っ払って、映画くらいいいんじゃねえのって感じで、熱量のある作品を作りたくて、監督始め、キャスト、スタッフ、皆の思いが一つにになった俺たちの渾身(こんしん)の一撃です。ぜひご覧ください」と同作をアピールしていた。
同作は小沢の還暦記念映画。小沢が製作総指揮、脚本、主演を務め、100人以上にのぼる敵を相手に、CGなし、スタントなしのガチンコアクションに挑んだ。「犯罪都市」の異名を持つ開港市に縄張りをもつ桜田組の組長が死体となって発見されたところから物語が始まる。