役所広司、休日は「髪ボサボサ、髭ボーボー」 役との共通点明かす「そういうのが快適と思う」

俳優の役所広司が7日、都内で行われた主演映画『ファミリア』公開記念舞台あいさつに吉沢亮、佐藤浩市、メガホンをとった成島出監督らとともに出席した。

公開記念舞台あいさつに登壇した役所広司【写真:ENCOUNT編集部】
公開記念舞台あいさつに登壇した役所広司【写真:ENCOUNT編集部】

映画『ファミリア』公開記念舞台あいさつに出席

 俳優の役所広司が7日、都内で行われた主演映画『ファミリア』公開記念舞台あいさつに吉沢亮、佐藤浩市、メガホンをとった成島出監督らとともに出席した。

 山里に暮らす陶器職人の誠治、海外で活躍する息子の学、隣町の団地に住む在日ブラジル人青年・マルコスの3人を軸に、国籍や血のつながりを超えて強い絆で“家族”になろうとする人々を描く。

 陶器職人の誠治を演じた役所は、役との共通点を聞かれた場面で「休日の自分は、髪はボサボサ、髭ボーボー。朝から晩まで同じ服を着て、そういうのが快適と思うのは似ている」と紹介。一方で「性格はまったく違いますね。撮影中は『似ている』と言い聞かせて演じていますが、性格の共通点はないです」と語った。

 本作の撮影で「ろくろ体験」をした役所。「ろくろは好きでしたね。前からやりたいと思っていた。時間をかけて練習したけど、苦じゃなかった」といい、クランクイン後は練習で使用した電動ろくろと粘土を自宅に持ち帰ったことを明かした。「まだ家ではやれていないけど……。楽しかったです」と振り返った。

 また、誠治と親しい刑事を演じた佐藤との共演については「劇中で訪ねてくるシーンがあって、それはすごくうれしかった。『あ、会いに来てくれた』って思えて」とにっこり。佐藤も「先輩との演技は、すっと自然な流れで入っていける。現場で芝居について話したことはないですね」とお互いに信頼を寄せていた。

 役所と佐藤の2ショットを映像に収めることは、成島監督の念願で「日本で1番尊敬している役所さん、2番目の佐藤さん。2人をご一緒するのが昔からの夢で、感無量」と思いを明かすと、佐藤が「2番目かい!」とツッコんで会場の笑いを誘った。

 舞台あいさつにはMIYAVI、日本で暮らすブラジル人を演じたサガエルカス、ワケドファジレ、アリまらい果も参加した。

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