【新日本】武藤敬司、ムーンサルト未遂の瞬間に“走馬灯”「医者の顔、家族の顔とか…」

武藤敬司&棚橋弘至&海野翔太組が内藤哲也&SANADA&BUSHI組に勝利した。今年2月21日のプロレスリング・ノアのリングで引退する武藤が新日本最後のリングを振り返った。

シャイニングウィザードを放つ武藤敬司(右)【写真:山口比佐夫】
シャイニングウィザードを放つ武藤敬司(右)【写真:山口比佐夫】

武藤敬司&棚橋弘至&海野翔太組として出場

新日本プロレス WRESTLE KINGDOM 17(1月4日、東京ドーム)第6試合、30分1本勝負 武藤敬司 新日本ラストマッチ

 武藤敬司&棚橋弘至&海野翔太組が内藤哲也&SANADA&BUSHI組に勝利した。今年2月21日のプロレスリング・ノアのリングで引退する武藤が新日本最後のリングを振り返った。

 試合時間は9分20秒。武藤は「あっという間に終わったよ。感想どころじゃないよ」と肩で大きく息を吸いながらマイクを持つ。

 さらに「久しぶりの東京ドーム、たまらんね。試合より入退場の長さにまいったよ。久しぶりの東京ドーム。普段の体育館と違うじゃん? 2月の引退マッチ前に良い感じで東京ドームを吸収できたよ」と笑顔で振り返った。

 今大会は昨年10月1日に亡くなったアントニオ猪木さんの追悼大会としての意味も持つ。その点について「本当は試合のなかで、自分の得意技でもある卍固めとかインディアンデスロックとか出したかった」とも明かす。

 膝に爆弾を抱えている武藤は、試合中にコーナーポストの上段に上がり、代名詞“ムーンサルト”を飛ぼうとした。棚橋が慌てて止めに入ったがその瞬間について「走馬灯のようにね、医者の顔とか家族の顔とかさ。棚橋が止めてくれて良かったよ」と口にすると報道陣を笑わせていた。

次のページへ (2/2) 【動画】武藤敬司がコーナーポストに上がったムーンサルト未遂の瞬間
1 2
あなたの“気になる”を教えてください