「志村けんのだいじょうぶだぁ」YouTube配信に田代まさしも! 公開6時間で11万回再生
コメディアンの志村けんさんが亡くなって20日が過ぎた。しかし、今も日本のみならず世界中で嘆き悲しむ声が止まない。所属事務所のイザワオフィスは志村さんの代表作「志村けんのだいじょうぶだぁ」(フジテレビ)の映像を、インターネット動画配信サイト「YouTube」のイザワオフィス公式チャンネルで期間限定公開すると決定。18日午前7時から公開し、公開6時間で11万回も視聴されている。
コメディアンの志村けんさんが亡くなって20日が過ぎた。しかし、今も日本のみならず世界中で嘆き悲しむ声が止まない。所属事務所のイザワオフィスは志村さんの代表作「志村けんのだいじょうぶだぁ」(フジテレビ)の映像を、インターネット動画配信サイト「YouTube」のイザワオフィス公式チャンネルで期間限定公開すると決定。18日午前7時から公開し、公開6時間で11万回も視聴されている。
放送できない「志村けんのだいじょうぶだぁ」がもう1度見られる!
志村さんは1987年からコント番組「志村けんのだいじょうぶだぁ」に出演。所属事務所はこの番組の1987~1996年に放送されたものを10本の動画に再編集し、18日午前7時からインターネット動画配信サイトYouTubeの「イザワオフィス」公式チャンネルで順次公開を始めた。10本の動画のうち、#1を「広告のない動画」、#2~#10を「広告付き動画」として公開し、「本コンテンツから得られる収益を、諸経費を除いた上で、日本赤十字社に全額寄付することを、ご遺族をはじめとした関係各所にご理解をいただいた上で、決定いたしました」と表明した。
所属事務所がこうした決定をしたのは、この番組がさまざまな事情から再放送されない苦しい状況がある。今後も再放送される可能性は限りなくゼロに近い。「弊社スタッフ一同、これら、志村けんの全盛期とも言える時期の作品が、このまま人々の目に触れられず、再び世に出ないまま葬り去られてしまうことに対して、大きな葛藤」があったのだという。
所属事務所はまた、「新型コロナウイルス感染症が猛威を奮い、世界中が暗く沈んでしまっている昨今。志村けんと共演者、制作スタッフが作り上げた『本来であれば処分されるのを待つのみ』であった本作品群が、新型コロナウイルスと戦い続ける世界各地の家庭を明るくする一助となり、寄付により日本赤十字社の諸活動が、より多くの方々を助けることを、弊社スタッフ一同、願っております」と、志村さんと番組への熱い思いを吐露している。
志村さんの番組はこれまで中国や台湾、インド、イランなどでも放送され、志村さんのファンは海外にも大勢いる。すでに公開された#1は公開6時間で11万回も視聴され、ファンからは「コロナの怖さを教えてくれて、笑いも届けてくれて、神様みたいな志村さん。田代さんとのコンビは最高だった。田代さんを出してくれて感謝」「やっぱり面白いなぁ。色褪せないコント。こうやって志村けんさんに毎日会えるのは幸せだぁ。やっぱり志村けんさんは死なないの」といったコメントが寄せられている。
初放送当時、日本中を笑わせたこの番組が、YouTubeで配信されることで世界中の人たちが視聴できることになり、暗く沈んだ世界中を明るくする意義は大きい。なおかつ、その収益を寄付することは、罹患からアッという間に世を去った志村さんの無念さを汲んだ英断だろう。