伝説の女子マネ、ミスマガ挑戦でバスケ部仲間が騒然 グラビアに「お前すごいな」
タレントで俳優の倉沢しえりが昨年12月22日に2ndDVD「恋かも」(GUILD)を発売した。B82・W57・H86の抜群のプロポーションで魅了しているが、高校時代は男子バスケットボール部のマネジャーを務め、ダボダボしていた服で、“武器”は隠したまま…。いざ、水着でデビューすると、先輩たちは「脱いだら意外とあるじゃん」「お前すごいな」と騒然となったという。他校にも名が知れ渡るほどルックスが話題だった倉沢に、グラビアに転じた理由と今後の目標を聞いた。
倉沢しえりインタビュー 2ndDVD発売 高校時代、同級生に褒められた美ボディー
タレントで俳優の倉沢しえりが昨年12月22日に2ndDVD「恋かも」(GUILD)を発売した。B82・W57・H86の抜群のプロポーションで魅了しているが、高校時代は男子バスケットボール部のマネジャーを務め、ダボダボしていた服で、“武器”は隠したまま…。いざ、水着でデビューすると、先輩たちは「脱いだら意外とあるじゃん」「お前すごいな」と騒然となったという。他校にも名が知れ渡るほどルックスが話題だった倉沢に、グラビアに転じた理由と今後の目標を聞いた。(取材・文=水沼一夫)
倉沢が芸能界に進んだのは18歳のとき。講談社が主催した「ミスマガジン2018」に挑戦し、ベスト16に選ばれたことがきっかけだった。
高校時代はマネジャーとして男子バスケ部に所属。関東ベスト32に入るほどの強豪だった。「雑用なんですけど、洗濯や合宿だと食事の準備、スコアを書いたり、練習試合のスケジューリングやけがの手当て、本当に選手のサポートです。週6で部活があったので」と、青春のすべてをささげた。
もともと芸能界を目指し、オーディションを受けたこともあった。中学時代は演劇に打ち込んだが、芸能活動が禁止されていた学校だったため、転校したほど。ただ、「ミスマガジン」に挑戦するまで人前で水着姿になったことはなかった。
「芸能界はずっと小学校のときから目指していたんですけど、女の子って若いときからからモデルとして活動している子が多いから、18は遅いんじゃないかって焦りもあって、事務所に入りたい一心でした。でも、事務所に応募するのも埋もれちゃうんじゃないかと思って、それなら誌面に出てちょっとでも多くの人に見ていただけるほうがいいんじゃないかと思っていたとき見つけたのがミスマガジンで、これだと思って応募しました」
高校時代、体育の授業の前に着替えをする更衣室で、同級生からスタイルを褒められたことがあった。「後ろ姿がめちゃくちゃきれいだねって言われて。背中から腰にかけての女性っぽいラインって出るじゃないですか」。自慢のパーツはくびれと足。フラフープが得意だった。「そこで際立って、左右非対称ではないくびれができた。これは武器になるかもしれないと(笑) 迷いは一切なかったですね。自分の体形は悪い体形じゃないと思っていました。くびれは洋服を着ているので見せる機会がなくて、足はスカートから見えますけど、2つ一気に見せるとなると露出度の高い服になる。水着いいじゃんって考えになりましたね」。
多くの応募者の中からベスト16に残り、注目を集めた。ひときわ、騒然となったのが高校時代のバスケ仲間だ。
「同期からは何もなかったんですけど、後輩と先輩はめちゃくちゃ反応ありましたね。普段部活でダボダボしたトレーナーとか着ていることが多くて、胸の大きさとかスタイルが分かる服を着ていなかったので、『脱いだら意外とあるじゃん』『お前すごいな』って先輩からたくさん連絡が来きました。後輩は『やっぱり、そうだと思ったんですよ、しえりさん!』『尊敬です。自慢です!』みたいな感じで。同期は同じ18なので確かに反応しにくかったかもしれません(笑)」
同期のマネジャーはもう1人おり、大会や練習試合を通じて他校にも知れ渡るほど有名だったという。倉沢が大学に進学すると、サークル選びのときに、「あそこのマネジャーだったよね?」と話題になったほど。それほどの“伝説の女子マネ”が、水着姿でスタイルをさらけ出したのだから、当時の先輩や後輩が驚いたのも無理はない。「青春だったと思います。部活のメンバーとは今も定期的に会いますね」と、関係を続けている。
マイブームはドライブ 実家の“ゴツイ車”を運転 伸び盛り23歳の目標は
2作目のDVDでも、パーフェクトボディーで魅了している。昨年の1作目と同じ宮古島で、今年9月に撮影が行われた。前回は食事を取りすぎたため、5キロほど太ってしまったというが、今回は体形維持に努め、3週間前から食事制限をした。「朝昼は好きなものを食べていい。あとはお腹すいたときは、水か炭酸水をずっと飲んで耐えていましたね」とのルールを自ら課した。
水着は自身が選び、お気に入りは黄色いビキニ。「黄色が大好きで、自分のテンションも上がっていたので、そのカットは見ていただきたいですね」。さらにランジェリーショットにもチャレンジした。「もう23歳になるし、挑戦してなかったところにも足を踏み入れてみたいという気持ちがあって、前回より大人っぽさを意識しました」と、新たな一面を披露している。
撮影に向かう前日には、左奥歯が取れるハプニングも。歯医者に行けず、そのまま撮影に臨んだ。「笑顔のとき、左の奥歯がないときがあって、そこを探すのも楽しいかもしれない」。一方で、グラビアにつきものの海でのランニングは控え目だという。運動が得意ではなく、「走るフォームが汚くてださいんですよ(笑)」。水着以外のみどころはおにぎりを握るシーンで、「私調理師免許を持っているんですけど、握るのめっちゃ上手って言われました。小さい頃から作っていたので体が覚えていたんだろうなと」。スタイル抜群で料理上手。うらやましい限りだ。
グラビアは25歳でピークを迎えると考えている。これからの活躍にも期待が膨らむ。そして、「グラビアで培ったものを演技の舞台、映像のお仕事につなげられたらと思います」。俳優の榮倉奈々に憧れている。現在の活動は舞台が中心。12月13日まで堀江貴文氏が主宰するミュージカル「クリスマスキャロル2022」に出演した。グルメ好きの堀江氏だけに、ケータリングの豪華さには毎回驚いたといい、「稽古中に出る食事がすべておいしくて太りましたね」と振り返った。
マイブームは「ドライブが大好き。フラっとどこか行くのが好きですね。実家暮らしで、家の車なんですけど、『早く車返して』って言われます。ウチの車は車高が高くて、ゴツイ形しているんですよ。たまにレンタカーで軽自動車を借りるんですけど、ちっちゃって思っちゃいますね。車高が低い車に乗ると、世界が変わります(笑)」。欲しい車はTikTokで調べており、「車内がすごく女性向けに作られている軽自動車。めっちゃかわいいんです」とスズキのラパンをお気に入りに上げた。
今後は「ソロでのグラビアの表紙、週刊誌の表紙を目標にグラビアの活動やっていきたいなっていうところと、広告だったり、CMに出演できたらなと思います」という倉沢。伸び盛りの23歳が、2023年さらに羽ばたきそうな予感だ。
□倉沢しえり(くらさわ・しえり)1999年12月24日、東京都出身。高校時代はバスケットボール部のマネジャーを務める。「ミスマガジン2018」ベスト16、「松竹ジャパングランプリ2018」ファイナリスト。22年総合自転車メーカー、ホダカ株式会社の「THIRDBIKES」ブランドアンバサダーに就任。得意は日本料理も「よく作るのはキーマカレー」。身長162センチ。