年末恒例の「第64回 輝く！日本レコード大賞」は30日、東京・新国立劇場で授賞式が行われ、SEKAI NO OWARI（以下セカオワ）が「Habit」で初めてのレコード大賞を受賞した。

　セカオワにとって、「Habit」は2018年「サザンカ」以来4年ぶりの優秀作品賞（レコード大賞候補）。今年4月28日に先行配信されると、メンバー4人が本格的で奇妙ダンスを披露するMVも公開されて話題になった。

　両手をカマキリのように広げ、変顔をする決めポーズはMVの制作を担当した池田大監督とバンドメンバーのSaoriの息子が考案したものだという。この話題性もあり、同曲はTikTok、YouTube、ストリーミングを中心に若年層にも支持された。

　なお、最優秀新人賞には、現役女子大生で細川たかしに師事する演歌歌手の田中あいみ（22）が輝いた。

＜優秀作品賞＞（10組）
「君を奪い去りたい」純烈
「CLAP CLAP」NiziU
「恋だろ」wacci
「甲州路」氷川きよし
「新時代」Ado
「スターマイン」Da-iCE
「ダンスホール」Mrs. GREEN APPLE
「なんでもないよ、」マカロニえんぴつ
「Bye-Good-Bye」BE:FIRST
「Habit」SEKAI NO OWARI

＜新人賞＞
石川花
OCHA NORMA
田中あいみ
Tani Yuuki