渡辺謙、世界進出支えたケイダッシュから独立「本当に感謝」

俳優渡辺謙(63)が今月31日をもって、所属事務所のケイダッシュから独立することになった。30日、同社が文書で発表した。

渡辺謙【写真:ENCOUNT編集部】
渡辺謙【写真:ENCOUNT編集部】

「川村会長が『かわいい子には旅』と快く送り出してくれました」

 俳優渡辺謙(63)が今月31日をもって、所属事務所のケイダッシュから独立することになった。30日、同社が文書で発表した。

「渡辺謙は12月31日をもって専属契約満了につき、円満に弊社を退社することとなりました。来年1月1日より独立し、引き続き俳優として活動して参ります。2002年1月の弊社所属以来、21年に亘り、日本のみならず世界を舞台に活動して参りました。今後とも渡辺謙への一層のご支援、ご鞭撻をいただけますよう、宜しく お願い申し上げます」

 渡辺も「このたび、渡辺謙は21年お世話になった株式会社ケイダッシュから独立することになりました」とし、「俳優としてあと10年、自分に何が出来るのか? 世界への挑戦をずっと支えてくれた川村会長が『かわいい子には旅』と快く送り出してくれました。本当に感謝しています。これからも作品作りに真摯(しんし)に向き合いたいと思っています」とコメントした。

 渡辺は演劇集団 円を離れ、02年1月からケイダッシュに所属となった。川村龍夫会長が率いる同社の強力なバックアップのもと、翌03年には映画「ラストサムライ」でハリウッドデビュー。米アカデミー賞助演男優賞にノミネートされ、「国際俳優 ケンワタナベ」の地位を確立した。06年には「硫黄島からの手紙」でハリウッド映画初主演した。15年にミュージカル「王様と私」に出演し、トニー賞の主演男優賞候補となった。

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