【紅白】ダチョウ肥後「上島もいました」 しんみりコメントに有吉弘行「塩まいておきました」

お笑いタレントの有吉弘行が30日、大みそかに行われる第73回NHK紅白歌合戦のリハーサル会場と取材会場に登場した。会場にはダチョウ倶楽部(肥後克広、寺門ジモン)、純烈(酒井一圭、白川裕二郎、小田井涼平、後上翔太)も登壇。紅白への意気込みを語った。

NHK紅白歌合戦のリハーサルに登場した有吉弘行、ダチョウ倶楽部、純烈【写真:(C)NHK】
NHK紅白歌合戦のリハーサルに登場した有吉弘行、ダチョウ倶楽部、純烈【写真:(C)NHK】

有吉弘行、紅白リハーサルでにこやかに歌唱

 お笑いタレントの有吉弘行が30日、大みそかに行われる第73回NHK紅白歌合戦のリハーサル会場と取材会場に登場した。会場にはダチョウ倶楽部(肥後克広、寺門ジモン)、純烈(酒井一圭、白川裕二郎、小田井涼平、後上翔太)も登壇。紅白への意気込みを語った。

 有吉はダチョウ倶楽部とともに純烈の応援ゲストとして紅白に出場。お笑いコンビ・猿岩石として96年にリリースしたヒット曲「白い雲のように」を、13年ぶりにテレビ番組で歌を披露する。純烈とダチョウ倶楽部によるユニット「純烈●ダチョウ」(●は温泉マーク)で同曲を披露したことがきっかけで紅白出場となった。

 リハーサルでは有吉がにこやかな笑顔で歌唱披露。純烈リーダーの酒井が「有吉さんはいつ出ようと思ったんですか」と質問すると、有吉は「本当にここしかないと思ったんです。僕は25年前に落選していますから、それを恨みに恨んで、なぜ俺を出さなかったんだと。で、これはチャンスだと思って」と回答。自身がパーソナリティーを務めるラジオ番組「SUNDAY NIGHT DREAMER」で「俺に声がかかってもおかしくないでしょ」などとアピールしていた有吉は「このお二組がカバーをしてくださったときから狙っていましたから」と明かしていた。

 報道陣がダチョウ倶楽部に話を振ると、肥後が「いろんなことがあったダチョウ倶楽部を純烈さんが救ってくれて、有吉さんも来て、最後にクルリンパができるのがうれしくて仕方がありません」としんみりとコメント。寺門が「最後の落ちで有吉が出て、紅白に出たら大落ちだねって言っていて。本当に大落ちができるようになりました」と話すが、有吉が「ちょっと興奮してます」といなして、笑いを誘った。寺門は「だってお肉食べたからね」とさらに興奮してアピールをしていた。

 さらに肥後が「(今年5月に亡くなった)上島は一緒にリハーサルでステージに立っていましたから」とぼそりと漏らすと、有吉は「塩まいておきましたから」ととぼけて会場を笑いの渦に巻き込んだ。横から寺門が「そういうのは有吉しか言えないからね」とフォローしていた。

 また肥後は「ここのスタジオはね。(かつてダチョウ倶楽部がMCを務めた)『天才テレビくん』のスタジオなんです。すごいいろんな歴史がつながっています」と感慨深げにコメント。報道陣が「上島さんはなんておっしゃってますかね」と聞くと、寺門は「うらやましいなと。彼はこういうところが好きなんですよ。彼は地方の番組は手を抜くんですよ。だから。絶対うらやましがっている」と断言した。肥後は「ダチョウ倶楽部は応援ゲストとして出たことがあるけど、アーティストとして出たことがないですから。とにかく悔しがってると思いますね」と付け加えた。

 今年の紅白のテーマは「LOVE&PEACE~みんなでシェア!~」で、司会は大泉洋と橋本環奈。スペシャルナビゲーターは櫻井翔。初出場10組を含む、全43組がパフォーマンスを行う。

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