【RIZIN】扇久保博正、3度目対戦への覚悟「10年間、堀口恭司に勝つために戦ってきた」

格闘技イベント「湘南美容クリニック presents RIZIN.40」(ABEMA PPVで全試合を完全生中継)は大みそかにさいたまスーパーアリーナで開催される。「Bellator」との対抗戦で堀口恭司(ATT)と中堅戦を戦う扇久保博正(パラエストラ松戸)が試合直前インタビューに応じた。

扇久保博正【写真:山口比佐夫】
扇久保博正【写真:山口比佐夫】

特に警戒しているは「距離感」

 格闘技イベント「湘南美容クリニック presents RIZIN.40」(ABEMA PPVで全試合を完全生中継)は大みそかにさいたまスーパーアリーナで開催される。「Bellator」との対抗戦で堀口恭司(ATT)と中堅戦を戦う扇久保博正(パラエストラ松戸)が試合直前インタビューに応じた。

 3度目の正直。この対決のはじまりは2013年にまでさかのぼる。修斗で初めて拳を交えるも2Rにスリーパーホールドで敗戦。2度目の対戦となる18年の「RIZIN.11」では判定負けを喫している。扇久保は「この10年間は堀口恭司に勝つために戦ってきたといっても過言ではないです。自分の最高の日にしたいと思っています」と覚悟を明かした。

 4年ぶりとなるが印象は変わっていないという。特に警戒しているのは「距離感」だった。

「伝統空手の長い距離での打撃。堀口選手の距離設定は独特です。3回やって感じているのでそこを打破したい。あとは、ATT仕込みの組みも強くなっていると思います。相手は少し余裕かなと思っている。逆にそこがつけいる隙かなと思っています」

“打倒堀口”で最前線で戦ってきた扇久保だが、年齢は35歳。どんな生き様を残したいかについて問われると「ちょっとずつ終わりが見えてきているのも事実。泥臭いのが自分のスタイル。最後まであきらめないで戦うファイターとしてみなさんの記憶にも残りたいと思います」と真っ直ぐカメラを見つめた。

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