格闘技イベント「湘南美容クリニック presents RIZIN.40」（ABEMA PPVで全試合を完全生中継）は大みそかにさいたまスーパーアリーナで開催される。第2代RISEウェルター級王者の“ブラックパンサー”ベイノアと戦う宇佐美正パトリック（バトルボックス）が試合直前インタビューに応じた。

　ABEMAで放送された格闘オーディション番組「格闘DREAMERS」で一躍注目を集めた宇佐美。高校ボクシングでは6冠の実力を持つ。MMA戦績は5勝1敗で10月の「RIZIN.39」でRIZIN初参戦し3RTKO勝利を収めた。

　初の大みそかとなる。表情には緊張などは全くなかった。「大みそかに向けて役目を果たすための調整ができたので、あとはやるだけって感じです」と試合への気持ちを全面に押し出した。

　また対戦相手のベイノアについて「キックボクシングでキャリアありますし、MMAでも3戦やっていますので、油断せずしっかり集中して試合に臨めたらと思います。何が来ても大丈夫なように練習してきたので警戒するというか、集中していれば大丈夫だと思います。蹴りとかはうまいと思うので気を付けながらって感じですね」と語った。

　試合展開を聞かれると「正直な話、自分は前戦の試合練習よりもさらにキツイことをやってきたので、一方的に自分が倒す感じになると思います」と豪語。

　今年6月に出場予定だった「ROAD TO UFC」は減量失敗も経験している。大一番に向け「今回はしっかり調整できていますね。1番ばっちりできています。体調も含めて自分のことも分かってきました。この落とし方をしっかり身に着ければ問題ないと思っています」とうなずいた。

　前戦よりも練習してきたという。「全部が大分進化してきているので全部見てほしいですね。寝技の攻防になってもおもしろい試合になるので、一本取るところが見られるかもしれないですね」と自信も見せていた。