「世界で最も有名な日本人」ピコ太郎が、新型コロナウイルス感染拡大で元気が足りない世の中を笑顔にさせる「PPAP-2020-」を発表。“完璧すぎる手洗い”として手洗いの大切さを歌で訴えながら楽しく学べる動画は、瞬く間に世界中に広がった。そんなピコ様に「PPAP-2020-」誕生秘話をリモートインタビュー。ヒーローはここにいた!

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――「PPAP-2020-」は瞬く間に世界中に元気を与えました。あらためて今の率直な感想を!

ピコ太郎「こんなに早く、こんなに広く見てもらえるとは、地球に月がくっ付くくらい想像してなかったので嬉しいでピコ」

――プロデューサーの古坂大魔王さんは、新型コロナウイルスの感染拡大で深刻になっていく状況を心配するツイートを発信されて、ピコ太郎さんも3月19日に「I’m worried about the world, especially Italy」とツイートされました。この時のピコ太郎さんの心境を聞かせてください。

ピコ太郎「何故か、かなり同じ感覚を持ってましたぴ。ここが重要で、何故か？なんでスピ」

――3月23日に古坂さんが「ピコ様、動いてもらいましょう」のツイートがきっかけで、YouTubeの生配信を行いました。ピコ様が、とっても自由で楽しかったです。やってみていかがでしたか？

ピコ太郎「初めてYouTube liveをやってみて、こんなに海外の方からのコメントが来るのか？と驚きましたぴ。早く英語を上手に話せるようにならないと…とても有意義な時間でしたぴ！また何度かやってみますピコ！」

――その後、今でも信じられない志村けんさんの訃報が伝えられました。古坂さんはツイッターで志村さんに対する並々ならぬ思いを投稿されましたが、ピコ太郎さんも志村さんと共演されていて、その思いは語り尽くせないと思います。

ピコ太郎「わたくしは『バカ殿様』と『志村どうぶつ園』に出させてもらいました。本番中とても笑ってくれて、何より『世界で流行るのは凄いことだよ。本当に自慢した方がいいよ』とおっしゃって頂いたのが、世界の志村さんだったのでとても嬉しかったですピコ」

――「PPAP-2020-」誕生は、そんなきっかけもあったのでしょうか？

ピコ太郎「はい。特に古坂さんが子供の頃から憧れていて、芸風もかなり影響されたと話してましたので。言葉は音に乗ると何万倍ものパワーを持つと思いますピコ」

――「PPAP-2020-」は、歌も振り付けも、即興とは思えないとても練られた印象です。

ピコ太郎「ここは古坂さんの発案でし。ただレクチャーしてもみんな忙しいですから覚えてもらえないので、遊びながら楽しみながら世界中の人に覚えてもらいたくて試行錯誤しましたぴ」

――「wash!wash!wash!wash!wash!」が絶妙なリズムと気持ち良さを感じました。

ピコ太郎「僕もでぴ！」

――タレントの皆さんも自宅からの中継も増えてきました。ピコ太郎さんは、お家にいる時間は何をしていますか？また、ストレスを貯めない秘訣があれば教えてください。

ピコ太郎「基本的に在宅バイトですピコ。独身男性にカブトムシのオスメスを送るとか、夏タイヤに溝を掘ってスタッドレスにするとかですぴ。後は歌詞を考えてますぴこ。ストレスは溜まるものですから、たまったら『溜まったぁ！！』と叫ぶのもいいかもしれませんね！」

――カブトムシ(笑)　でも叫ぶのは気持ち良さそうです！　ところで最近「コロナ離婚」て言葉も出てくるようになってきました。ピコ様が古坂さんから聞いた「家族円満の秘訣」とか、もし知っていたら、こっそり教えていただけませんか?

ピコ太郎「古坂さんから聞いたのは『とにかく語尾に、ありがとう！を付ける』のがいいみたいですぴ！後はやはり他人同士なのだから違う価値観なのは仕方がないので、お互い意見を尊重すべき！…って本に書いてましたピコ」

――コロナが明けて外に出られるようになったら、最初にやりたい事はなんでしょう？

ピコ太郎「ライブですぴ！世界中でやりたいですピコ！」

――最後に世界中のファンにメッセージをお願いします。

ピコ太郎「We will win! At that time, let’s play!」