俳優の東山紀之が主演を務める2023年1月8日放送のABCテレビ・テレビ朝日系スペシャルドラマ「必殺仕事人」（午後9時）にDJ KOO（TRF）、川合俊一らがゲスト出演することが29日に分かった。

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　1972年の「必殺仕掛人」スタート以来、藤田まことさん演じる中村主水をはじめとするさまざまなキャラクターが、悪を成敗する痛快さで、長きにわたって愛され続ける“必殺シリーズ”が50周年を迎えた。また、藤田さんからバトンを受け継ぎ、2007年にスタートした東山主演の「必殺仕事人」も15周年となった。大きな節目となる2023年の“必殺”は遠藤憲一が卒業する最新作となる。

　毎回、あっと驚くゲストがあらゆるシーンに登場するなど、遊び心がいたるところに散りばめられている本シリーズだが、本作にもDJ KOOが出演する。TRFが23年に結成30周年を迎えることを記念して時代劇に初挑戦することになった。演じるのは、岡場所といわれる非公認の遊郭「紅屋」の主人・作兵衛（さくべえ）。遊女たちを人とも思わない傍若無人な振る舞いをするという。

　そんな作兵衛役に臨むにあたり、DJ KOOが初の時代劇でサングラスを外すシーンも。最初は、時代劇では珍しい“色眼鏡”で登場する作兵衛だが、とあるシーンでその色眼鏡を外し、なかなか見ることのできない素顔が明らかになる。

　DJ KOOは出演にあたり、「女郎屋『紅屋』の主人・作兵衛役のDJ KOOです！　時代劇初挑戦、しかも名作シリーズの『必殺仕事人』、もうド緊張でガチガチでしたが、現場に入った瞬間、石原興監督の勢いとスーパーオーラに導かれ、役に没頭できました！　しかも作兵衛は、お女郎達を罵倒し引きずり回す悪者です。普段家では奥さんや娘に手をあげるなんて考えられない自分ですが、仕事人に殺される程の悪役になろうと暴れさせていただきました!!」と振り返った。

　さらに、「そして、仕事人・遠藤憲一さんに殺されるワケですが、サングラスを外した裸眼のDJ KOOのつぶらな瞳をご覧いただくことになりますw　遠藤さんとは同じ年で本番中は凄い迫力でしたが、カットが掛かると意外にもパリピでw　めっちゃノリの良い方でワチャワチャしてましたw　遠ケンさんに殺していただけるなんて光栄の至りです！　素晴らしいチームワークで作り上げる石原組の一員として作品に参加させて頂き、心から感謝DO DANCE!!」と感想を語った。

　また、「日本バレーボール協会」会長という大役を担う川合も、本作で時代劇初挑戦。古くからの友人・東山との縁で“必殺ワールド”に参戦することになった。しかも、普段は清廉潔白な人柄で職務に邁進する川合だが、本作で演じるのは、極悪な旗本・井坂新兵衛（いさか・しんべえ）。イメージを覆す悪役に果敢に挑むことになった川合が、若い娘に見境なく卑劣な行いを繰り返す新兵衛役で大暴れ。親友・東山との対決シーンにも注目だ。

　川合は「ドラマは一度遺影の写真役で出ただけで、ほとんどやったことがなく、しかも時代劇は初めてだったので、最初は要領がまったくわからなくて不安でした。でも、相手役が仲良しの東山くんだったので楽しく演じることができました。斬られる時の演技がデカいので、期待してください」とアピールした。

　さらに、セーラー服で歌い踊る4人組ダンス＆ボーカルパフォーマンスユニット・新しい学校のリーダーズも、本作でドラマ初出演を果たす。4人は時代劇には珍しいポップな着物姿で、踊りに興じる町娘役で登場する。

　そのほか、橋本じゅん、志田彩良、秋元才加、正名僕蔵、相島一之、、ガッツ石松、池川侑希弥（Boys be/関西ジャニーズJr.）、阪田マサノブ、吉田ウーロン太、西村まさ彦がゲスト出演する。