【INOKI BOM-BA-YE×巌流島】「ポスト那須川天心」龍聖、皇治と大接戦だったムエタイ戦士を秒殺KO
12月28日、両国国技館で行われた「INOKI BOM-BA-YE×巌流島in両国」に出場したキックボクシング団体「KNOCK OUT」の王者・龍聖が、ダウサコン・BANG BANG GYMと対戦(巌流島ルール/3分×3R/58㎏契約)し、1ラウンドでKO勝利した。
龍聖「小学生のころからアントニオ猪木さんの異種格闘技を観て育ちました」
12月28日、両国国技館で行われた「INOKI BOM-BA-YE×巌流島in両国」に出場したキックボクシング団体「KNOCK OUT」の王者・龍聖が、ダウサコン・BANG BANG GYMと対戦(巌流島ルール/3分×3R/58㎏契約)し、1ラウンドでKO勝利した。
龍聖は13戦13勝無敗10KOと「ポスト那須川天心」の呼び声高い次世代のエース候補。相手のダウサコンといえば、2022年5月の「HEAT」で皇治と対戦し、延長の末、判定勝ちしている。しかし試合後、契約上、延長戦はないことが発覚し、本戦までの判定をマストシステムでジャッジしたところ、僅差でダウサコンの負けに覆ってしまった。そんな珍試合かつ皇治との「大接戦」を演じたダウサコンであったが、日本キックボクシング界のエースを前に秒殺されてしまった。
開始早々、龍聖の左ボディがヒット。その後もすぐに左ミドルを的確に当て、2発目の左ボディでダウサコンは立ち上がることができず、龍聖のKO勝利となった。
試合後、龍聖は、「アントニオ猪木さんの追悼イベントに出場することを受け入れてくれたファンのみなさん本当にありがとうございます。小学生のころからアントニオ猪木さんの異種格闘技を観て育ちました。本職(キックボクシング)のほうも応援よろしくお願いします」と語った。
龍聖は7月に行われたRIZINで魁志から3RのTKO勝利を挙げており、今後も、RIZINなど「KNOCK OUT」の枠を出た他団体での活躍が期待される。那須川天心のキックボクシング42連勝まではまだ長い道のりではあるが、龍聖のキックボクシング次戦から目が離せない。