伊藤淳史×中村梅雀で“信濃のコロンボ” 初共演の中村「そのまんまの伊藤淳史さんでした(笑)」
テレビ東京で、4月27日に内田康夫サスペンス「新・信濃のコロンボ 追分殺人事件」が放送されることが決まった。旅情ミステリー作家の巨塔として知られる内田康夫原作の推理小説“信濃のコロンボ”シリーズに、伊藤淳史、中村梅雀ら新たなキャストを迎えることになる。舞台は冬の軽井沢。信濃追分で身元不明の遺体が見つかる。さらに事件から4日目、今度は東京・本郷追分で絞殺体が……。2つの“追分”で起きた殺人事件。39年前の悲しき真相が明らかになった時に、事件が動く!
4・27内田康夫サスペンス「新・信濃のコロンボ 追分殺人事件」放送へ
テレビ東京で、4月27日に内田康夫サスペンス「新・信濃のコロンボ 追分殺人事件」が放送されることが決まった。旅情ミステリー作家の巨塔として知られる内田康夫原作の推理小説“信濃のコロンボ”シリーズに、伊藤淳史、中村梅雀ら新たなキャストを迎えることになる。舞台は冬の軽井沢。信濃追分で身元不明の遺体が見つかる。さらに事件から4日目、今度は東京・本郷追分で絞殺体が……。2つの“追分”で起きた殺人事件。39年前の悲しき真相が明らかになった時に、事件が動く!
「困ったな」が口癖の長野県警捜査一課の警部・竹村岩男役は、温厚なイメージでありながらさまざまな役を確かな演技力で魅せる伊藤が演じることになった。竹村とは旧知の仲、警視庁捜査一課のキレ者警部・岡部和雄を演じるのは三浦貴大。さらに竹村のマイペースで明るい妻・陽子を演じるのは美村里江。そして、竹村の上司で長野県警の刑事部長・大森修治を、テレビ東京のコロンボシリーズ全18作で竹村岩男を演じた中村が扮する。
■伊藤淳史のコメント
「大人気シリーズの主人公を演じさせていただけること、大変うれしく、光栄に思います。美村さんとは、夫婦のコミカルな芝居、三浦さんとは、コンビ感たっぷりの芝居、そして中村さんには、自由にお芝居をさせてもらえる空気を作ってくださいました。『前シリーズを気にせず、楽しく、自由に演じてください』と仰って頂き、現場でも楽しい時間を過ごしました。プレッシャーもありますが、前作までのコロンボファンのみなさまにも、新たなコロンボを楽しんで頂けたら、幸いです」
■三浦貴大のコメント
「伊藤さんとは初共演ですが、フィーリングが合うというか、気持ちの良い間があり、一緒に芝居をしていて非常に楽しかったです。芝居への取り組み方も共感できる部分がたくさんあり、頼りがいのある兄貴、といった感じでした。岡部を演じるにあた り、竹村さんとの距離感、関係性を大切にしました。あえて言葉にはしない信頼関係、場所は違えどバディのような雰囲気がでるといいなと思っていました。信濃、東京、事件がさまざまなところからつながっていきますので、推理しながら見ていただきたいです」
■美村理江のコメント
「竹村刑事の捜査はとても地道で、独特の直感はあれど『現場百篇』のような足で稼ぐ捜査が基本です。困難な状況でも諦めず必要なことをコツコツと積み上げていく姿には、勇気付けられるものがあります。鑑賞後少しでも元気を得て頂けたら幸いです。事件周りのシリアスさに比べ、夫婦のシーンはややコメディータッチです。歴代の陽子を演じられた先輩方のお芝居も参考に、帰宅した岩男さんがリラックスできる抜けどころのある奥さんを目指しました」
■中村梅雀のコメント
「オファーを聞いたとき、正直言って複雑な思いでした。竹村岩男はまだ私にとっては生々しい記憶だからです。私の頭の中 では大森修治は里見浩太朗さんですし悩みました。しかし、11年も離れていて、もう世の中のトレンドは変わっています。西田敏行さんも『釣りバカ日誌』のスーさんを違和感なく演じておられます。『もはや頭を切り替えなければ』と、思い切ってお 受けすることにしました。台本を初めて読んだ時、どうしても竹村の台詞に意識がいってしまう。そして大森刑事部長を読むと 里見さんの声が聞こえます。これには参りました(笑)。『何事も切り替えが大切』を学びました。伊藤さんとは初共演でしたが、思った通りの、そのまんまの伊藤淳史さんでした(笑)。一所懸命で真面目な方ですね。旧作と同じ題材を扱っても、空気感がこれだけ違うということがはっきり出ていると思いますので、伊藤淳史さんのコロンボの魅力を楽しんでほしいです」
月曜プレミア8 内田康夫サスペンス「新・信濃のコロンボ 追分殺人事件」 テレビ東京系 2020年4月27日(月)午後8時~9時54分