【RISE】対抗戦に敗戦のブルガリア人戦士、判定に不満「日本のリングでジャッジしたから」

海人(TEAM F.O.D)がスト―ヤン・コプリヴレンスキー(ブルガリア)に2対1の判定勝ちを収めた。

会見に応じたストーヤン・コプリヴレンスキー【写真:ENCOUNT編集部】
会見に応じたストーヤン・コプリヴレンスキー【写真:ENCOUNT編集部】

海人はGLORYのトップ10レベルと評価

立ち技格闘技イベント「Cygames presents RISE WORLD SERIES / SHOOTBOXING-KINGS 2022」(25日、東京・両国国技館=ABEMAで全試合無料生中継)セミファイナル、ミドル級(70キロ)3分×3R、延長1R

 海人(TEAM F.O.D)がスト―ヤン・コプリヴレンスキー(ブルガリア)に2対1の判定勝ちを収めた。

 SB日本スーパーライト級王者の海人は2022年「THE MATCH 2022」で野杁正明に勝利。その後は外国人選手と2戦し2連勝中だった。対するコプリヴレンスキーは現在“銀河系軍団”GLORYの世界ライト級1位の超強豪だ。

 試合は派手な攻めを見せるコプリヴレンスキーとそれに動じず、自分の試合運びをする海人という戦いだった。

 どちらも明らかに効いたといえる打撃と判断するのが難しいジャッジ泣かせの展開だった。

 その結果が2対1。試合を見たファンの意見も二分しているのも事実だ。

 日本で戦えたことに感謝の気持ちを述べていたコプリヴレンスキーだったが判定結果には納得がいっていないようだった。

 試合後の会見で「正直に言うと、自分が勝ったと思っています。手数に関しても自分が頑張っていました。ダメージに関しても、自分の方が頑張ってたという風に思います」と肩を落とす。

 自身が負けた原因を聞かれると「言葉に困りますけれども、原因があるのだとすれば、日本のリングで日本のレフェリーがジャッジをしたから。それが答えなのではないかと思います」と抑えていた思いを爆発。現地メディアでも物議になっていることを明かした。

 それでも海人が勝利したのは事実。GLORYでどれだけ通用するか問われると「トップ10には間違いなく入ると思います。でま、トップ5以上となると彼はテンポについていくのが難しいと思います。ホームでの試合でもないので、そういうものも影響してくると思います」と語った。

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