【RISE】南原健太、SB戦士を“血祭り”に 逆転3RTKO勝利に会場興奮「めちゃくちゃうれしい」

南原健太(極真会館)が坂本優起(シーザージム)に3R・1分2秒でTKO勝利を収めた。

坂本優起に3RTKO勝利を収めた南原健太【写真:山口比佐夫】
坂本優起に3RTKO勝利を収めた南原健太【写真:山口比佐夫】

ヘビー級の目が離せない展開に

立ち技格闘技イベント「Cygames presents RISE WORLD SERIES / SHOOTBOXING-KINGS 2022」(25日、東京・両国国技館=ABEMAで全試合無料生中継)第5試合、SB×RISE(SBルール、95キロ)3分×3R、延長無制限R

 南原健太(極真会館)が坂本優起(シーザージム)に3R・1分2秒でTKO勝利を収めた。

 ヘビー級の目が離せない展開だった。階級ならではのシーソーゲーム。1Rでいきなり、坂本のオーバーハンド気味のパンチを被弾。そのままマットに倒れ、ダウンを奪われてしまった。

 短い距離でコンパクトにパンチを振ってくる坂本と蹴りも織り交ぜながら攻めていく南原。ヘビー級の打ち合いに会場は大盛上がり。2R序盤でダウンを奪うとペースをつかむ。3Rにはまるで空手のような距離感でパンチと膝を繰り出し、坂本の右目上から出血。ドクターチェックの結果、坂本の続行は不可能になり、南原のTKO勝利となった。

 試合後の会見で南原は「すごくすっきりしてめちゃくちゃうれしいです。結構しんどかったですね体力的にも前半倒されて焦った」と振り返る。また「ダウンシーンは下からのパンチだったので見えづらかった。ガードが甘いのは直さないといけないと思いました」と渋い顔に。勝利については「いや持ってるなと思いますね。ここで倒したら会場ぶち上がるなと冷静な自分もいました」と明かした。

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