【RISE】志朗、鈴木真彦と約2年ぶり再戦で判定勝ち「世界を獲れると言える内容ではない」

志朗(Be WELLキックボクシングジム)が鈴木真彦(山口道場)に2対0(30-29、29-29、30-29)の判定勝ちを収めた。

鈴木真彦に判定勝ちを収めた志朗【写真:山口比佐夫】
鈴木真彦に判定勝ちを収めた志朗【写真:山口比佐夫】

2020年11月1日ぶりの対決

立ち技格闘技イベント「Cygames presents RISE WORLD SERIES / SHOOTBOXING-KINGS 2022」(25日、東京・両国国技館=ABEMAで全試合無料生中継)第11試合、バンタム級(55キロ)3分×3R、延長1R

 志朗(Be WELLキックボクシングジム)が鈴木真彦(山口道場)に2対0(30-29、29-29、30-29)の判定勝ちを収めた。

 志朗はRISEの同級1位。「THE MATCH 2022」で玖村将史に判定負けして以来の再起戦であった10月の試合で大崎孔稀と対戦。判定勝ちを収めていた。

 対する鈴木は2021年11月の江幡塁戦から5連勝中。6月の「THE MATCH 2022」ではK-1の金子晃大に判定勝ちを収めていた。

 両者は2020年11月1日の「RISE DEAD OR ALIVE 2020 那須川天心挑戦者決定トーナメント~決勝戦」で対戦。当時20連勝中だった鈴木を志朗が破っていた。

 この日の試合では1Rから振ってくる鈴木に下がりながら志朗が打撃を合わせようとする展開だった。会場からは“志朗コール”が起きていた。

 1Rからジャブを刺していた志朗。圧を受けていたものの、鈴木のパンチをブロックしつつもワンツーと打ち返し。タイミングよく前蹴りやローキックを入れていた。

 試合後志朗は「応援ありがとうございました。ゆっくりしゃべれと言われたのでゆっくりしゃべります。鈴木くん、やっぱり強かったです。世界を獲れると言える内容ではないです。でもやっぱりライバルなんだなと。彼も強くなっていました。切磋琢磨して自分も強くなっているんですけれど。軽量級も世界の舞台を作っていただいたので、関係者のみなさんよろしくお願いいたします。このままだと勝てない。3月に世界タイトル獲れない。応援してサポートしていただいたら勝てると思うので、応援よろしくお願いします」とマイクした。

※大崎孔稀の「崎」はたつさき。

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