【RISE】引退試合の山田洸誓、“世界最強”ファイターに判定負け ファンの前で涙

山田洸誓(正道会館KCIEL)がペットパノムルン・キャットムーカオ(タイ)に0対3で判定負けを喫した。

ペットパノムルン・キャットムーカオに判定負けを喫した山田洸誓(左)【写真:山口比佐夫】
ペットパノムルン・キャットムーカオに判定負けを喫した山田洸誓(左)【写真:山口比佐夫】

第15試合、スーパーライト級

立ち技格闘技イベント「Cygames presents RISE WORLD SERIES / SHOOTBOXING-KINGS 2022」(25日、東京・両国国技館=ABEMAで全試合無料生中継)第15試合、スーパーライト級(65キロ)3分×3R、延長1R

 山田洸誓(正道会館KCIEL)がペットパノムルン・キャットムーカオ(タイ)に0対3で判定負けを喫した。

 この試合で引退の山田は「THE MATCH 2022」にも出場。安保瑠輝也と対戦し、惜しくも判定負け。直近の8月の試合ではGLORY世界フェザー級5位であったヤン・カッファ(オランダ)に3RKO勝ちを収めていた。

 対するペットは初代RISE世界スーパーライト級王者、GLORY世界フェザー級王者の最強戦士だ。RISEエースの原口健飛を2度倒している。

 ペットの圧倒的なフィジカル。山田が離れてもすぐに距離をつぶし、投げ飛ばすかの勢いだった。

 山田は最後の試合。空手仕込みの蹴りも披露した。3Rが始まる前には笑顔を見せ、ペットの重たいミドルキックを被弾すると「もっと来い」とジェスチャー。最後の試合でも漢気を見せた。

 涙こそ見せなかった山田だがリングから降り、沿道のファンのもとへ歩いていくと顔をくしゃくしゃにしていた。

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