【RISE】白鳥大珠、国際戦で判定勝ち 圧倒的な力の差を見せつけ完封「そろそろ変わった姿を見せたい」
白鳥大珠(TEAM TEPPEN)がイリアス・バニス(モロッコ)に3対0(30-28、30-27、30-27)の判定勝利を収めた。
第14試合、スーパーライト級
立ち技格闘技イベント「Cygames presents RISE WORLD SERIES / SHOOTBOXING-KINGS 2022」(25日、東京・両国国技館=ABEMAで全試合無料生中継)第14試合、スーパーライト級、3分×3R、延長1R
白鳥大珠(TEAM TEPPEN)がイリアス・バニス(モロッコ)に3対0(30-28、30-27、30-27)の判定勝利を収めた。
白鳥の対戦予定だったアブデラ・エズビリ(フランス)が練習中の負傷により欠場。試合3日前にバニスに変更となることが発表されたなかでの試合だった。
体が明らかに大きくなっている白鳥。長い足から繰り出す蹴りで距離を測っているかのような動きを見せ、感覚をつかんでいく。バニスに対して常にロープを背負わせる構図を1Rは作っていた。
2R、バニスが白鳥のローブロー気味の攻撃に怒り、集中力が切れる。その隙を白鳥は見逃すことなく左ハイキックで終わるコンビネーションを当てた。
3R目も白鳥の時間だった。常に下がり続けるバニスに攻めあぐねる姿はあったものの、試合を通して効かせていたボディーへの攻撃でガードを下げさせる。終了間際にはミドルキックと右ボディーを効かせていた。
試合後、白鳥は「煮え切らない試合をしてしまってすみません。いつも通りの試合をしてしまいましたね。年内とりあえず勝ちで締めくくることができたのは良かったんですけれど、しょっぱかったのでまた来年そろそろ変わった姿を見せたいですね。相手に救われた部分もあったので、これからは自分で作り上げられるようにがんばります」とコメントした。
その後、白鳥から会場のファンへサプライズが。「プレゼントを用意してきました。大珠サンタからのサインボールを持ってきたので、欲しい人?」とサンタの帽子をかぶり呼びかけると、会場のあちらこちらからは黄色い声があがった。それに応えるように笑顔でサインボールを投げた。