芦田愛菜、辻村深月氏は「私にとって神様」 「かがみの孤城」オオカミさま役オファーに感激
女優の芦田愛菜が22日、都内で行われたアニメーション映画「かがみの孤城」(12月23日公開)の公開前夜舞台あいさつに出席した。
辻村氏を横に「内心、気が気じゃないです。やっぱり緊張しますね」
女優の芦田愛菜が22日、都内で行われたアニメーション映画「かがみの孤城」(12月23日公開)の公開前夜舞台あいさつに出席した。
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原作は累計発行部数160万部超の辻村深月氏による同名小説。学校での居場所をなくし、家に閉じこもっていた中学生・安西こころが、「鏡の中の城」に招かれ、見ず知らずの中学生6人とともに“鍵”を探すミッションに挑むファンタジーミステリー。
こどもたちをかがみの孤城へと招く狼のお面をかぶった少女・オオカミさまを演じた芦田は、もともと辻村氏の大ファン。辻村氏は「私にとって神様みたいな存在」とし、「初めて本を読んだとき、どうしてこんなに面白い本を書けるんだろうと思っていた」と語った。
芦田は、「かがみの孤城」のオファーを受ける前に辻村氏と対談しており、その際に辻村氏から「もし『かがみの孤城』のメディア化するなら芦田さんはオオカミさまがいい」という言葉をもらっていたことを明かした。「そのときは夢のような話だなと思っていたけど、本当にお話をいただけて信じられなかった。好きな作品なので、私でいいのかという気持ちがありつつ、イメージを壊さないように気合を入れて演じました」と話した。
舞台あいさつに登壇した辻村氏は、「オオカミさまはお城の案内人のような立場で、子どもと大人の間の淡い時間を生きているようなキャラクター。いま18歳の芦田さんに演じてもらえてうれしい。オオカミさまは芦田さんに演じてもらえたらうれしい」と“相思相愛”に喜んだ。
“神様”という辻村氏を横にした芦田は「内心、気が気じゃないです。やっぱり緊張しますね」とドキドキの表情だった。この日、辻村氏が緑色、芦田が赤色のワンピースをそれぞれ着用しており、司会者から「2人でクリスマスカラーですね」と声をかけられると、2人は恥ずかしそうにほほ笑んでいた。
舞台あいさつにはそのほか、當真あみ、宮崎あおい、原恵一監督も参加した。