【RISE】対抗戦に挑む白鳥大珠、世界との差に言及「新しい技術が生まれるのは日本」

年間最大級の立ち技格闘技イベント「Cygames presents RISE WORLD SERIES / SHOOTBOXING-KINGS 2022」(東京・両国国技館)が25日行われる。「聖夜の最狂決定戦」と題したこの大会はRISEと“世界の銀河系軍団”GLORYとの対抗戦。イケメン王子・白鳥大珠(TEAM TEPPEN)はアブデラ・エズビリ(フランス)とスーパーライト級(65キロ)で対戦する。試合前の心境や格闘技が盛り上がった2022年を白鳥に振り返ってもらった。

世界戦に挑む白鳥大珠
世界戦に挑む白鳥大珠

日本人選手の強みは「テクニック」

 年間最大級の立ち技格闘技イベント「Cygames presents RISE WORLD SERIES / SHOOTBOXING-KINGS 2022」(東京・両国国技館)が25日行われる。「聖夜の最狂決定戦」と題したこの大会はRISEと“世界の銀河系軍団”GLORYとの対抗戦。イケメン王子・白鳥大珠(TEAM TEPPEN)はアブデラ・エズビリ(フランス)とスーパーライト級(65キロ)で対戦する。試合前の心境や格闘技が盛り上がった2022年を白鳥に振り返ってもらった。(取材・文=島田将斗)

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 対戦相手のエズビリは2017年にGLORYの4人制コンテンダー・トーナメント優勝。18年には今年「THE MATCH 2022」にも出場した“怪物”野杁正明を判定で下している。白鳥にとっては初のヨーロッパ選手。そんな相手だが「楽しみ」だと頬を緩める。

「体の強さ、身体能力が今までとは違うのかなとイメージしています。体もちょっとでかいのかなと思ってますね。警戒する部分にもなってくるんですけれど、それも含めて楽しみですよ」

 体の大きく身体能力の高いヨーロッパ選手に勝っている部分はあるのか。キックだけでなくボクサーとしても活躍していた白鳥は少し考えると「技術」だとうなずいた。

「(ヨーロッパ戦士は)細かいテクニックは学んでいないと思うんですよ。新しい技術がどんどん生まれてきているのは日本人な気がします。三日月蹴りだったりは今回入るのかなと思っていますね。あんまりヨーロッパでそういう蹴りをしてくる選手っていないと思います」

 第5代RISEライト級(63キロ)王者でもある白鳥。10月のYA-MAN戦と続いて2キロ重い階級での試合となる。気になる体調について明かした。

「調子いいですね。減量はしているんですけれど、より負担は減りました。それより下の階級だと減量の方に神経を使ったりするので、より練習を最後まで落とさずにできているなと。(下の階級の)減量も慣れてはいたんです。でも食事制限をするので、試合前に調子が悪いな、全然動けないなという日は多かったんです」

 キックに限らず日本対世界という構図も多かった2022年の格闘技。その中で日本選手が苦戦を強いられる現状もあった。これから世界と戦う身として何を感じているのか。甘いマスクの目がギラついた。

「実際どう思っているのかは分からないですけれど、RISEのトップの選手が負けたりとかして日本人はなめられているのかなと思ってしまいました。そこは覆したい所ですよね。まだまだ世界には強い選手もたくさんいると思うんですけれど、日本もそう甘くないというのを見せられたらなと思います」

 対抗戦という部分での気負いは「全くない」という。「THE MATCH 2022」の団体対抗戦とは全く感情は違っていた。良い流れを「RISE」に持っていきたいと話すも「結局やるのは自分」と力を込めた。

 22年の勝利した2試合は判定勝利の白鳥。以前は派手な試合以外の見せ方について語っていたが、KOについての思いを口にした。

「KOって偶然な運もあると思うんですよ。でもそれも結局は強さでもある。やっぱり完封して試合を制して勝つよりも、倒した方が華がある。自分の中ではカッコいい姿だなと思いますね。判定で3R通して完封というのもあるんですけれど、一瞬で沸かせられるところに魅力がある。見てる側も気を抜けないというか、常に集中して見てもらえるような試合を見せたいですね」

23年の目標の1つは「バズる」こと
23年の目標の1つは「バズる」こと

“喧嘩自慢”の流行に苦悩「この問題は難しいです」

 ファイトスタイルも「正統派」、いわば格闘家人生をエリートとして歩んできた白鳥。“喧嘩自慢”なるものが社会現象にもなっていた今年について聞くと「プロ格闘家とそこの境目を不満に思っている選手がいっぱいいると思うんですよ。僕はそれはそれでアリだと思うんですよね。プロも学ぶ部分はあると思うんですよ」と口にした。

 学ぶ部分とは何なのか。白鳥は眉間にしわを寄せながら、「この問題は難しいです」と言葉を選ぶようにして語る。

「エンタメとしてはすごくあり。影響力を持っている人がたくさんいるわけじゃないですか。プロとしてそこを見てほしくないなっていう部分もある。格闘技をあまり知らない人に『BreakingDown、出ないの?』って言われたことがありました。それは選手として悔しさはありますよね。詳しくない人ってプロの定義が分からないと思う。悔しいですけれど、自分の見せてる部分で足りないものもあるのかなとか逆に考えさせられます」

 格闘家と知名度、SNSが発達した現代で常に問題として上げられる。11月半ばから始まったサッカーのFIFA ワールドカップ カタール 2022(W杯)では国際映像に一瞬だけ映った日本人女性がバズった。競技は違うが、白鳥もこの話題について知っていた。

「バズりたいって常に思いますよ。毎日考えています。考えてはいるんですけれど、何がいいんだろうって分からないんですよね。W杯の人はそこでバズるなんて考えてなかったと思うんですよ。今の時代、ただ試合をしてるだけで見てもらうのは無理だと思うんですよ。テレビでやっているわけでもないですし、見やすい環境にはなっていると思いますけれど、話題作りは常に考えていますね」

 その上で23年の目標の1つは「バズる」こと。「けんかすれば、トラッシュトークをすればっていうのは入りやすいと思うんです。それでバズるって簡単だと思う。人のけんかとかって見たいじゃないですか。でも、自分がそれをやれば良いとかそういうわけではないんです。プロ格闘家として違った見せ方をできればと思います」と誓った。

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