【君の花になる】最終回 タイトルの“伏線回収”に視聴者感激「ここで歌うのずるい」
女優の本田翼が主演を務めるTBS火曜ドラマ「君の花になる」(午後10時)の第10話が20日に放送された。最終回となった今話では、タイトル「君の花になる」の“伏線回収”が話題となった。
新曲“君の花になる”を披露
女優の本田翼が主演を務めるTBS火曜ドラマ「君の花になる」(午後10時)の第10話が20日に放送された。最終回となった今話では、タイトル「君の花になる」の“伏線回収”が話題となった。
(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)
本作は、本田演じる元高校教師の主人公・仲町あす花が、崖っぷちのボーイズグループ7人の寮母となり、一緒に“トップアーティストになる夢”に向かっていく、恋も仕事も友情も新たなステージへ進む女性の成長と胸キュンを描いたオリジナルストーリーだ。
フリースクールで寮母兼教師として働き始め、忙しい毎日を送るあす花。一方、それぞれの新たな挑戦のために解散することを決めた8LOOMは、弾(高橋文哉)も含めた7人全員で、最初で最後のライブツアーを行い、最終日に解散を発表することを決断する。
弾は、8LOOMのラストにふさわしい新曲作りに取り掛かるが、なかなか納得のいく曲ができず、苦悩していた。そんな中、池岡奈緒(志田彩良)は「写真が撮られたのは、記者に8LOOMのPV撮影場所を教えた自分のせいだ」と明かし、謝罪する。
ある日突然、花巻社長(夏木マリ)から8LOOMの解散の事実を聞いて困惑したあす花は、再び寮に向かった。メンバーからは「また戻ってきてほしい」と笑顔で迎えられるが「本当に前向きなら頭の中、8LOOMのことでいっぱいなんじゃないの? みんながどんな答えを選んでも、全力で100の気持ちでいてくれないと、応援したくてもできない」と断る。そして、新曲を作れないでいる弾には「佐神くんが最高って胸張れる曲が聞きたい」と伝えて、寮を去った。
ライブツアー最終日の当日、弾は「今日ここで解散を発表する、つもりでした。ここで終わるのが7人のためだと思っていて、最高の曲を作ろうと思った。でもうまくできなくて、俺が今改めて伝えたいことを考えたときに浮かんできたのは……」と話し始めると「解散したくない」と7人が声をそろえた。弾は、それぞれが夢を諦めないように、帰ってくる場所として8LOOMを続けることを決断する。そして、7人は「成長して7人で絶対にステージに立とう」と気持ちを1つにした。
3年後、あす花は変わらずフリースクールで働き、8LOOMはまた活動を再開。新曲“君の花になる”を披露する。そして、弾はあす花に会いに行くと、お互いに“はなまる”をつけあった。
最後に、活動を再開した8LOOMが“君の花になる”を披露するシーンが流れると「ここでこの曲きた! 明るい伏線回収で良かった」「ここで歌うのずるい」「最後に聞けてよかった」「だから今まで歌ってこなかったのか」と、物語と曲のリンクに感動する視聴者が続出した。