羽鳥アナ同期の「news every.」藤井貴彦アナに「テレビ報道の見本」の声 その素顔は?

日本テレビの平日夕方の報道番組「news every.」でメインキャスターを務める藤井貴彦アナウンサー(48)の評価が高まっている。新型コロナウイルス感染症のニュースを日々報じているが、的確にニュースを伝え、視聴者に“今やるべきこと”を粘り強く喚起する報道姿勢に共感する声が高まっているのだ。

堅実なコロナ報道の姿勢に絶賛の声

 日本テレビの平日夕方の報道番組「news every.」でメインキャスターを務める藤井貴彦アナウンサー(48)の評価が高まっている。新型コロナウイルス感染症のニュースを日々報じているが、的確にニュースを伝え、視聴者に“今やるべきこと”を粘り強く喚起する報道姿勢に共感する声が高まっているのだ。

 「news every.」のメインキャスター・藤井貴彦アナは連日、新型コロナウイルス感染症を始めとするニュースを報じているが、その報道姿勢に評価が高まっている。藤井アナは7都府県に緊急事態宣言が発令されて1週間となった14日、「ここから先は少しずつ緊急事態宣言あとの私たちの行動がカタチとなってあらわれてくることですが、大切なのはその先です。2週間後の未来を変えられるように今日もご協力をお願いします。命より大切な食事会やパーティーはありません」などと簡潔に伝えた。これに対し、ツイッターには「素晴らしすぎる」「テレビ報道の見本」「私もそうしよう・・という気になりましたね」と絶賛する声が上がったのだ。

 藤井アナはどういう人物なのか。東京・新宿生まれだが、世田谷や神奈川県横浜市、同綾瀬市などを点々として育った。県内有数の進学校・県立厚木高校から慶應義塾大学環境情報学部に進み、卒業後の1994年、日本テレビ入社。現在、テレビ朝日の朝の情報番組「羽鳥慎一モーニングショー」のキャスター・羽鳥慎一アナ(49)と同期だ。

「入社以来毎日、“仕事日記”をつけ1日の仕事を振り返るようにしているそうです。地道な努力を続けているんですね。藤井アナがアナウンサーになった原点は、子供の頃、夏休みに母親が毎日、読み聞かせをしてくれたことにある。それがとても上手だったので、アナウンサーを志望したんだそうですよ」(芸能リポーター・石川敏男氏)

「好きなアナウンサーランキング」で10代から高評価

 入社翌年から夕方のニュース・情報番組のサブキャスターやメインキャスターを務め、日テレの“夕方の顔”に。「ウッチャンナンチャンのウリナリ!!」などのバラエティー番組にも出演しているが、2006年からは土曜朝の情報番組「ズームイン!!サタデー」の総合司会を務めるなど、ニュース・報道番組のイメージが強いアナウンサーだ。2012年には日本テレビ放送網を始めとするNNS系列各局の中で優秀なアナウンサーに対し与えられる「NNSアナウンス大賞」テレビ部門を受賞している。

 オリコンが毎年年末に発表する「好きなアナウンサーランキング」では、同期の羽鳥アナが3年連続5度目のトップを飾っている。藤井アナは自分がランキング外であることを気にしているという。しかし、2019年末に発表されたランキングでは、年代別10代で5位に入っている。藤井アナの魅力は若者にしっかり伝わっており、今後、ジワジワと広がっていきそうだ。

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