【silent】川口春奈「紬として生きられたことを誇りに思う」 目黒蓮とクランクアップ
現在フジテレビ系で放送中の木曜劇場「silent」(午後10時)で主演を務める川口春奈と目黒蓮(Snow Man)がクランクアップを迎えたことが19日、分かった。
22日に最終話放送 小田急線下北沢駅に番組オリジナルツリー設置
現在フジテレビ系で放送中の木曜劇場「silent」(午後10時)で主演を務める川口春奈と目黒蓮(Snow Man)がクランクアップを迎えたことが19日、分かった。
オリジナルかつ当て書きで作られた本作は、川口演じる主人公の青羽紬がかつて本気で愛した恋人である目黒蓮(Snow Man)演じる佐倉想と、8年後に音のない世界で“出会い直す”という、切なくも温かいラブストーリー。
そんな本作も22日放送の最終話を残す中で、主人公・紬を演じる川口と、想を演じる目黒がそろってクランクアップ。冬空のもと、全ての撮影シーンを取り終えた。撮影最終日となった当日は、並木道を紬と想が手話で話しながら2人で歩くシーンを撮影。夜のとばりが下り、クリスマスのイルミネーションが華やぐ中、撮影はスタート。最終話の演出を務める風間太樹監督と細やかにコミュニケーションをとり、物語の世界観さながら、じっくりと丁寧にシーンを重ねていった。
そして、全シーンが撮り終わり「オールアップです!」の声がかかると、現場はスタッフによる拍手で包まれ、川口と目黒もホッとした表情に。さらにそんな2人に花束が渡されると周囲には笑顔があふれた。
主演の川口はその後のあいさつで「3か月半、本当に濃厚な時間で、毎日、一日一日かみしめながら現場に来ていました」と振り返り、「家族や友人たちに“本当にありがとう”って、“木曜日のために仕事頑張れる、そんな作品に出会わせてくれてありがとう”ってたくさん言われました」と、この期間で受け取った周囲の声を紹介。「紬として生きられたことを本当に誇りに思っています」と演じた紬という役への思いを言葉にしたほか、「自分でも見たことがないような表情だったり、紬というキャラクターを皆さんが一緒に作っていってくださったこと、大変感謝しています」とスタッフへの感謝の言葉も述べた。
共演の目黒は「僕は連続ドラマの経験が少なくて、右も左も分からないという不安な気持ちもすごくあった」と、抱えていた心境を吐露しながらも「自分の中で役に対してできること全部に全力で向き合うことができたのかなと、胸を張って言える気がします」と充実した思いをコメント。「この作品の世界の中で佐倉想として生きられたことが、本当に幸せでした」と笑顔で締めくくった。
また、本作では小田急線世田谷代田駅やその沿線が舞台となってきたが、このほど小田急線下北沢駅南西口改札前の広場に「silent」のクリスマス空間が、16日からオープン。25日まで番組オリジナルツリーを設置される。
さらに最終話の放送前夜となる21日午後7時から特別配信番組「最終回直前『silent』night ドラマ出演俳優と振り返る TVerスペシャル生配信」を配信。この番組は、本作に出演する、川口春奈、鈴鹿央士、板垣李光人の3人が出演し、ここでしか聞けないこの作品の解説や撮影秘話、さらに翌日に迫った最終話の見どころなど、スペシャルなトークを展開する「TVer Special Live」での無料生配信番組。
最終話の初公開カットを含んだロングバージョンの特別予告も本番組内で初公開するなど、最終回に向けて期待が高まる番組内容となっている。そして、この配信番組内で、東京タワーとフジテレビ本社屋を「silent」にちなんだホワイトカラーにする点灯式の開催が決定。3人のきっかけで2つの建物が冬の夜景に浮かびあがるように、「silent」カラーで照らし出される。なお、このライトアップは配信当日の21日だけでなく、最終話当日22日にも2夜連続で開催される。