皇治、初の主催興行はBreakingDownの「パクリっすよ」 笑いながら明かした“熱い思い”

格闘技イベント「RIZIN」ファイターの皇治が15日、都内で会見を行い、初の自主興行「NARIAGARI」の第1回大会(2023年2月5日、大阪・176BOX)をニュースアプリ「SmartNews」の格闘技チャンネルで無料独占ライブ配信することを発表した。

会見に出席した皇治【写真:ENCOUNT編集部】
会見に出席した皇治【写真:ENCOUNT編集部】

1月7日にオーディション「ほんまに頑張ってるやつらを選んでいけたら」

 格闘技イベント「RIZIN」ファイターの皇治が15日、都内で会見を行い、初の自主興行「NARIAGARI」の第1回大会(2023年2月5日、大阪・176BOX)をニュースアプリ「SmartNews」の格闘技チャンネルで無料独占ライブ配信することを発表した。

 NARIAGARIは皇治が「格闘技界への恩返し」として、将来のスター選手の輩出も見据えて旗揚げ、参加者はプロアマ問わず、旗揚げ大会のルールはキックボクシング、ボクシングの立ち技ルールで3分×1Rで行う。総合格闘家の青木真也のバックアップも受け、将来的にはMMAルールでの試合も予定している。第1回大会に参戦する選手のオーディション参加希望者は現在、募集中。オーディションは来年1月7日、東京と大阪で開催する。

 興行を立ち上げた理由について、皇治は「まだまだ自分自身も成り上がりたいですけど、最低限のところまで来られたかとは思います。地方にはメジャー舞台に行きたくても行けない選手がいる。少しでも地方に埋もれている選手を発掘したいなと、夢を追っている選手の踏み台になれるような団体になれれば」と説明した。

 さらに「BreakingDownとかも素晴らしいとは思うんですが、ヤンチャな子たちを有名にしたいわけではなくて、格闘技界を盛り上げたいと思っている熱い志を持っている選手を使っていけたらと思っています」と続けた。

 RIZINの榊原信行CEOにも相談したそうで、「色々な形で協力して下さって感謝しています。実力のある選手がここを踏み台にしてRIZINとかK-1とかメジャー団体に上がってくれれば、そうなれば格闘技自体が発展する。まずは強い選手を作って大きな舞台に輩出していければ、格闘技界への恩返しと思っています」と力を込めた。

 記者から、BreakingDownとの違いを問われると、「パクリっすよ」と笑いながら、「ほんまに頑張ってるやつら、名前が売れない選手、食っていけない選手を選んでいけたらいいなと思っています。再生回数とかよりも本気で上に行きたい、格闘技で成り上がりたい子を選んでいきたい」とあくまで本気の格闘家を発掘する大会だと説明。賞金(100万円)を用意していることも違いの一つだと強調していた。

次のページへ (2/2) 【写真】両脇に美女を連れフォトセッションに応じる皇治
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